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今イチオシの“バーチャルアイドル”は? SHOWROOM・前田裕二に聞いた!

ananweb / 2020年7月13日 21時30分

今イチオシの“バーチャルアイドル”は? SHOWROOM・前田裕二に聞いた!

YouTubeやSHOWROOMを中心に、動画配信で活動しているバーチャルアイドルたちが急増中! まだその魅力をあまり知らない人も、見たら虜になるキャラに出会えるかも!?
■ 自分じゃない誰かになり、活躍できる世界です。

近年、大きなムーブメントを生み出し、私たちの身近な存在になってきているバーチャルアイドル。

「バーチャルな存在でありながら、リアルタイムでコミュニケーションがとれたりと、一方的ではない関係を築くことができる。それが、バーチャルアイドルの大きな魅力の一つといえます」(SHOWROOM代表・前田裕二さん)

最近は、数多くのバーチャルアイドルやVTuberが、YouTubeや配信プラットフォームを中心に活躍している。

「バーチャルアイドルを含め、VTuberになると、性別や年齢などの物理的制約にとらわれず、自分が表現したいことを自由に表現し、生きたい人生を胸を張って生きられる。そんな文化が日本から生まれ、発信されることは、とても素晴らしいことだと思います。今はまだ、オタクの文化といわれている部分が強いけれど、社会的に大きな意義があることだとも思います。また、生配信にコメントを書いて反応をもらうといった交流を図ることで、癒されたり、寂しい時に心が満たされることも。ぜひ一度、見てみてくださいね」

■ バーチャルアイドルの魅力って?

今、絶大な人気を誇るバーチャルアイドル。その存在は知っているけれど、活動を知らない人もいるのでは。そこで、バーチャルアイドルが活躍する場を作っている前田さんに、魅力や楽しみ方を伺いました!

■ “バーチャルアイドル”とはどのような存在?

主にアイドル活動をする仮想空間上のキャラクターです。
「2Dまたは3Dのアバターを使ってYouTubeなどに動画を投稿したり、ライブ配信活動を行うバーチャルキャラクターのことをVTuberといいます。その中で、アイドルとして活動をしているキャラクターがバーチャルアイドルと呼ばれることがあります。その草分け的存在がキズナアイさん。動画の再生回数が、現実界のアイドルを超えることも少なくありません。彼女は3Dで滑らかに動きますが、一枚絵のまま動かないバーチャルアイドルもいます。彼女のような爆発的な人気が出るバーチャルアイドルには、いくつかのポイントがあります。まず第一に、見ている人の心を惹きつける、キャラクターデザインを備えていること。そして第二に、その中に面白い魂が入っていること。これが重要です。いくら見た目が可愛かったり、カッコよくても、しゃべる内容が凡庸だったり、人の心を掴むフックになるような個性を持っていない、つまり“センス”がないと、なかなか多くの人にコンテンツを見続けてもらうことができません」

■ バーチャルアイドルを楽しむには、どんなサイトを見たらいい?

まずはYouTubeで検索してみて。
「とにかく多くのバーチャルアイドルがコンテンツを投稿しているのが、YouTubeです。検索すると、個性豊かなキャラクターがたくさん出てきますよ。生配信を見たいなら、YouTubeやSHOWROOMのライブを見てみて。直接コミュニケーションをとることができるので、バーチャルアイドルの魅力が、より伝わってくるはずです」

■ バーチャルアイドルは誰でもなれるの?

スマホ1台あればなれます!
「最近では、誰でもバーチャルアイドルになれるサービスを提供するプラットフォームが存在し、スマホ1台で手軽に配信できます。『SHOWROOM V』アプリもその一つで、アバターを簡単に作れます。また、バーチャルアイドルは声が要ですが、リアルタイムでのボイスチェンジやピッチの調整も少しの工夫で可能です」

■ バーチャルアイドルたちの活動内容が知りたい!

動画投稿とライブ配信がメインです。
「活動タイプは主に2つ。一つは自分で作った動画コンテンツをYouTubeなどにアップするアーカイブ系。もう一つがSHOWROOMなどの配信プラットフォームで生配信を行うライブ系です。動画内容は、ゲームの実況や“歌ってみた”系、バーチャルキャラながら激辛の食事に挑戦(笑)といったチャレンジ系など個性豊かです」

■ バーチャルアイドルのライブは、どんなふうに楽しむの?

積極的にコミュニケーションを!
「バーチャルアイドルのライブにおける大きな魅力の一つが、2Dや3Dながら意思を持ったキャラクターが、ファンとリアルタイムでコミュニケーションをとれるところにあります。コメントしたり、なかには配信者にギフトを贈れることもあるので、積極的に参加してみると楽しいですよ。アイドルから反応がくることもあります」

■ 前田さん的、イチオシのバーチャルアイドルを教えて!

何か一つフックがあることがポイント。
「ミソシタさんは、“VTuber×闇”という発想が逆振りで面白く、ARPさんは、ライブで実際にコール&レスポンスができる“存在する”バーチャルアイドルです。独特のクリエイティブセンスに天才性を感じるのは輝夜 月さん。鳩羽つぐさんは、ドラマ『あなたの番です』のような謎解き要素に没入できます。それぞれのキャラクターに強烈なフックがあるのが鍵!」

ミソシタ


音楽のサウンドトラックと詩の朗読をあわせた「ポエムコア」という音楽形態の作品を投稿しているVTuber。2018年にCDアルバム『ミソシタ』でメジャーデビューし、昨年にはセカンドアルバムを発売。ライブ活動も精力的に行う。マネキンのような体が特徴。

ARP

シンジ、ダイヤ、レイジ、レオンという4人のメンバーで構成されているダンスボーカルグループ。高い歌唱力とダンススキルを誇り、“会えるARアーティスト”として、主に夏と冬のライブを中心に活動している。現在、彼らの過去をテーマに描かれたアニメ作品が再放送中。また、8月15~16日には配信ライブを予定。全員がアーティスト養成校ISM横浜校の生徒でもある。

輝夜 月(かぐや るな)

017年に登場。破壊的かつユーモアあふれるトークと、まったく飾り気のない、ナチュラルボーンでチャーミングなキャラクターを武器に、人気を集める驚異の存在。キズナアイ、ミライアカリ、電脳少女シロと並び、“バーチャルYouTuber四天王”と呼ばれている。

鳩羽(はとば)つぐ

儚げな雰囲気を持つ、謎多き少女VTuber。動画が投稿されるたび、その異様な雰囲気から、“これはどういう意味があるんだろう”とファンが謎解きや考察に興じる。東京都杉並区西荻窪に住んでいると発言し、動画の中には実在の風景をモチーフにした場所も登場する。

まえだ・ゆうじ SHOWROOM代表。ベストセラーとなった『メモの魔力』や『人生の勝算』(共に幻冬舎)など多くの著作を手がける。『スッキリ』(日本テレビ)にコメンテーターとして出演中。

※『anan』2020年7月15日号より。取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

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