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かわいくはっきりアレすれば…「話し合いを避けたがる男」の扱い方

ananweb / 2020年9月15日 20時30分

かわいくはっきりアレすれば…「話し合いを避けたがる男」の扱い方

世の中には恋愛のうまくいかない女性が、大きく分けて3タイプいます。片想いばかりの女性、ケンカで心を閉ざされる女性、飽きられてしまう女性……。そんな女性達に恋愛コラムニスト・神崎メリさんが相手の地雷を踏まずに、愛され続けるための男の本能と対処法についてお教えします。発売前重版と話題の神崎メリさん最新刊『男のトリセツ』から抜粋してお届けします。

文・神崎メリ

【男のトリセツby神崎メリ】vol. 3


男女が付き合っていれば、日常のいざこざやささいなケンカはどうしてもついて回るもの……。今回は、話し合いを避けようとする男性とバトルにならない心得を伝授してもらいました。女性の気づかぬ”やらかし”も要注意です(辛口)!

話し合いにならない男って、結婚不適合者ですかね?

いつもは仲良くしているのに、話し合いになった途端に「その話はもういい!」って子どもみたいにふてくされる男性、多すぎる〜(汗)。話し合いを持ちかけるとき女性側としては、「どうしてアンタってそうなのよ!」ってキレないように感情をグッとこらえているし、彼の考えを聞き出して、歩み寄る気なのに、彼の態度は「もういい!(心のシャッターガラガラ〜)」で歩み寄る様子ゼロ!

は〜(怒り・情けなさ・悲しみのため息)。

これをやられると、その内容についてタブー化されちゃうから超卑怯な手口! そしてこちら側が気持ちを改めタイミングを読んで「あの件だけど」って話を持ちかけでもしたら、「だからもういいって言っただろ!」とマジギレされる始末……。

話し合いできない関係って、自分から逃げられてるみたいで私たち女性はミジメで悲しくなってしまいます……。ブログ読者さまからも「彼が門限破って男友達と朝帰りしたんです、それについて冷静に話し合いしようとしたらブチ切れられました」とか、「結婚後の家事分担について話ししよ? って話し合いを持ちかけたら『結婚はまだ考えてないけど』ってふてくされちゃって……ちょっと前は婚約指輪の話出てたのにですよ!」というご相談がたくさん寄せられています。

こんな子どもじみた態度を取られると「あぁ私『ど本命彼女』じゃないんだ……」って彼の気持ちを疑ってしまうし、何よりも「大切な話を向き合えない男なんて、結婚不適合者&モラハラ男じゃないの!?」って不安を感じてしまうのですよね。

話し合いを避ける男の行動パターン

話し合いを持ちかけたとき、「もういい」ってふてくされる男性が多いのですが、なかにはこんな形で話し合いを避けようとする男性もいます。

1. 「その話もういい!」とふてくされる(王道パターン)
2. 「それよりこないだのお前のアレなんだよ」と突然こちらを責める
3. 悩んでいるフリをして一切の無言を貫く
4. 「めんどくさいことはナシにしようぜ〜w」とイチャついてきて茶化す
5. 一発ギャグなどをカマして笑いに変えて話を終わらせる
6. 「はいはい、どうせ俺が悪いですよ!」と被害者側に回る
7. しばらく音信不通気味になる

おい! ヨシオ(仮)! 真面目に話を聞け! 彼女ひとりとも、まともに向き合えないようじゃ半人前の人間やぞ!? とブチ切れそうになる男性の逃避行動あるある。本当、イラつく! 本当、話が進まない!!

でもね、彼らがふてくされたり、逆ギレして話し合いから逃げ出そうとするとき、実は私たち女性も男心を踏みにじり、やらかしちゃっていることが多いのですよ。 さぁ、あなたはどんなときに彼に話し合いを持ちかけているか? お胸にそっと手を当てて考えてみてください。

男がふてくされる「話し合い女」

あなたが持ちかけているのは本当に話し合いでしょうか? もしかしたら話し合いとは名ばかりの、「彼をいい彼氏に変えよう活動」になってはいませんか?
一緒に住んでいないのに門限を決めてそれを破ると「話し合いしましょ」 LINEの返信が遅いと「最近うちら危機じゃない? 話し合いしよ」 Hの回数が減ってきたとき「うちらレスじゃない? 話し合いしよ」 彼が転職したいとき「結婚について考えてる? 話し合いしよ」 彼が車など買い換えたいとき「結婚資金について話し合いしよ」 彼が趣味に夢中「時間の使い方について話し合いしよ」 結婚になかなか進まない「いつご両親紹介してくれるの? 話し合いしよ」 彼が靴下を洗濯かごに入れない「生活態度について話し合いしよ」 家事が得意じゃない彼「結婚後の家事分担どうする気? 話し合いしよ」 彼のLINEに女性がいる「浮気してない? 話し合いしよ(スマホ出せ)」 彼が愛煙家や酒飲み「お金も健康もなくなるよ? 話し合いしよ」
ほほほほ。女性が持ちかける「話し合い」。その実態は、あなたの価値観から彼がヒョイっと飛び出たときに、それを正してやろうとする「おシツケ大会」だったりするのですなぁ……。

女性は一般的に、彼に対して「自分の理想とするいい彼氏」像を当てはめようとしちゃいます。そしてそれにプラスして結婚適齢期になると「今から、イクメンになるようにシツケしなきゃ!」「タバコもほどほど、趣味もほどほど、時間もお金も家庭に使うような夫にシツケていかなきゃね!」と張り切ってしまうのです。

しかもこれが「正義」であり「正論」であると勘違いしているので、彼にとってもいいことだと心から思っています。 「あなたのことこんなに考えて本音で伝える私みたいな女、二度と出会えないよ!(うふふ私ってあげまんってやつ!?)」とすら思っています。

「……ヤバイ。もしかしたらそういうところあったかも」と動悸が止まらないあなた。おシツケ大会をされたときの彼の男心についてお伝えしていきますよ。

■ 「話し合い」=「おシツケ大会」するとどうなる?

あなたが彼の行動を自分好みに正そうと話し合いを持ちかけたとき、男性は瞬時にそれを嗅ぎ取ってものっすごい抵抗感を覚えます(ガルルルル)。そしてふてくされ、逆ギレし、茶化し、最終的には心を閉ざしてまで話し合いを回避しようとします。

それはなぜか? シツケられるだなんて、男性からしたらプライドをこっぱ微塵にされる行為だからですよ! そして「話し合いしよ」の裏に潜むあなたの歪んだ正義感や自己都合を感じ取ります。また同時に「アンタはダメ男なのよ!」と責められてるようにも感じます。

男性は私たち女性が想像する以上にプライドが高いです。プライドが高いのに、心はガラス細工なんです。男心を雑に扱うとガラスはパリンと割れて、あなたに突き刺さってしまうことでしょう(ど本命クラッシャー流血事件)。

彼がふてくれされてヒドイ? いいえ? 雑な扱いした結果なんです。男心の繊細さを理解してあげないのにも関わらず、自分にとって都合がいい彼氏になってほしいだなんて、ビュッフェにタッパー持参するおばさまよりも、どッ厚かましいのです(辛口失礼)。

■ 正論でシツケようとせず、あなたの希望を伝える

正論や(あなたに都合のいい)約束で男性を変えようとすると、必ずふてくされ事件は起きてしまいます。そこで男性とうまくお付き合いするためのトリセツとお伝えしていきます。

1. あなたの価値観で彼を縛らないこと
大前提このスタンスがなければどんな男性ともうまくいきません。ありのままの彼を受け入れる覚悟で交際しましょう(無論、「おクズさま」とはお付き合いしていない前提での話ですよ)。

2. いちいち男性の言動に動じないこと
軽い失言、うっかりミスに目くじらをいちいち立てないこと「もう! アホちゃう♡」くらいで流すべし!

3. 「私は◯◯してほしい♡」と伝えること
自分の希望を正義・正論にすり替えて相手を責めない! 「私は」と伝えることで、相手は抵抗感を持たない。

4. 叶えてくれたら喜ぶこと
3の希望を叶えてくれたら喜びましょう。ここでしっかりと喜ぶこと(感謝)で、あなたの希望を叶えることに抵抗がなくなります。

まず前提として大切なことは、おおらかさ。アレもコレも変わってほしいと浅ましく望まないことです。となると「ど本命彼氏」と付き合うことがやはり必須項目となります。

なぜなら「ど本命彼氏」であれば、基本的にあなたが嫌がることをしないものなので、アレもコレも変わってほしい(1日1回くらいはLINEほしいとか、浮気しないでとか、土日放置しないでとか最低限のこと)をいちいち望まなくて済むのです。

そして「私は◯◯してほしい」とかわいく、でもはっきりとおねだりすること。例えば彼が「今日は家で飯にしよう(作ってな)」と提案してきたとき、「え? 私が毎回ご飯作るの当たり前になってない? ちょっとおかしいよ? 話し合いしようよ」はNG。「今日は疲れちゃったから、ヨシオに作ってもらうか外食したい♡」とおねだりすること。

そしてヨシオが作ってくれたら(例え卵焼きに殻が混入してても)「うれし〜♡ 料理できる男の人ってなんかいいね〜♡ ありがと〜♡」。これを積み重ねると、家事分担の話し合いせずとも、彼は率先して料理をして上達します。

外食だったら「おいし〜♡ たまには外もいいね〜♡」で彼はあなたにごちそうするのが楽しくなるでしょう。「結婚式は海の側がいいな♡」「新居は◯◯駅の側がいいな♡」「同居じゃなくて二人がいいな♡」と彼のプライドを尊重した話し方をするだけで、話し合いなんてしなくても「信じられない!」ってくらいあなたの希望が叶うようになるのです。

おおらかさ×「私は○○したい(おねだり)」=男が希望を叶えたい女

ふてくされることもなく、キレられることもなく、茶化されて逃げられることもなく……。

今回のトリセツ
話し合いで男性がふてくされるのは、プライドを傷つけられると警戒しているから。
「私は◯◯したい」「ありがとう」でバトルにならず、希望は叶うのです。

■ Information

神崎メリ(かんざき・めり)

恋愛コラムニスト。2月9日生まれ。ドイツと日本のハーフ。40歳。
自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛と生きる力」を「メス力」と名付け、InstagramとLINE公式ブログにて発信していたところ、Instagram開設半年でフォロワーが7万人を超え、現在のフォロワーは12万人。ブログは月間200万PV。コメント欄には共感の声が殺到し、恋愛や結婚に悩める10代から50代の幅広い年齢層の女性たちから、熱い信頼と支持を集めている。
2020年9月10日発売の最新刊『「本能」を知れば、もうふり回されない! 恋愛&婚活以前の男のトリセツ』(マガジンハウス)が話題沸騰中。


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