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世界が注目する大型新人ENHYPENのメディアショーケースをレポート!

ananweb / 2021年5月7日 20時50分

世界が注目する大型新人ENHYPENのメディアショーケースをレポート!

2020年6月から約3か月に渡り世界各国で放送されたサバイバルオーディション番組『I-LAND』(日本ではABEMA TVとMnetで放送)。その最終メンバーとして選抜された7人で結成され、昨年11月にデビューを果たしたENHYPEN(エンハイプン)。BTSの後輩グループとしても世界中の注目を集めた彼らが、待望の2ndミニアルバム『BORDER : CARNIVAL』をリリース。そのメディアショーケースの模様をお届けします。

デビュー後に感じた目まぐるしさを曲で表現した「Drunk-Dazed」

左から、ニキ、ジェイ、ヒスン、ジョンウォン、ソンフン、ジェイク、ソヌ。

ENHYPENの7人が司会者に呼ばれ、少し緊張した面持ちで登場すると「5か月ぶりのカムバックで緊張していますが、ミスをしないように頑張りたいと思います」と、リーダーとして先頭を切ってコメントしたジョンウォン。唯一の日本人メンバーであるニキは日本語、オーストラリア育ちのジェイクが英語で、オンラインで世界各国から参加する記者への感謝の言葉を伝えました。

今作『BORDER : CARNIVAL』は、練習生とアーティストの境界線に立たされた感情を表現したデビュー作『BORDER:DAY ONE』の続編で、「デビューしてから、その経験の全てが初めてのことで不思議な感情でした。慣れない環境が目まぐるしくて、華麗なカーニバルのように感じた気持ちをタイトル曲「Drunk-Dazed」に込めました」と、ヒスン。アルバム制作の前に、スタッフがメンバーのインタビューを行い、それが元になったという歌詞も注目したいポイント。

ヒスン

また、今回はアルバムを3バージョンの世界観で表現。ソヌが「新しい世界に招待されて入っていく『UP』、僕たちなりの方法でパーティを楽しみ徐々に陶酔していく『HYPE』、境界に立たされて困難を感じる『DOWN』です」と解説。

ソヌ

タイトル曲「Drunk-Dazed」は、疾走感のあるロックポップで、前作の「Given-Taken」の重厚さとはガラリと変わったアッパーな一曲。「初めて聴いた時からずっと耳に残る感じ。サビの『僕の頭はDaze Daze Daze』の部分が、新しい世界で僕たちが感じた目まぐるしさをよく表現していると思います」とジェイ。

レコーディング中のエピソードは? との質問に、ジョンウォンは「歌い出しの「美しく恍惚としている」という部分を録音するのに2時間かかった記憶があります。重要なところなので、どうすればもっと聴く人を引き込むことができるかを工夫して修正しながらレコーディングしました」と、デビューして半年とは思えないほどのこだわりを見せました。

ジョンウォン

デビュー曲の3倍は大変だったという振り付けにも注目!

今回も、最大の注目ポイントである振り付けについては「デビュー曲の3倍くらい大変だと思います(笑)」とニキ。これには全員が激しく同意! 「ある日、練習をたくさんしたな〜と思って(時間を)見てみたら、10時間くらい経っていました!」と、ジェイクが練習時の驚きのエピソードも披露。また「曲の雰囲気をうまく表現するために表情の演技にもたくさん気を配りました」と言うソンフンからは「MVではパーティをしながら楽しく遊ぶシーンがあるんですが、そんな風に遊んだことがなくて。現場に行ったらうまくできないんじゃないかと事前にメンバーと練習をしました(笑)」との裏話も飛び出しました。

ソンフン

そして、メンバーの中で最年少ながらENHYPENのダンスチーム長でもあるニキが「Drunk-Dazed」の2つのポイントダンスを披露! 1つ目は「牙ダンス」(写真はフォトセッションで披露したもの)。続く「催眠ダンス」は、朦朧(Drunk)として陶酔(Dazed)している様子を表現。

ENHYPENだけの色を探しながら、新世代を牽引していく決意。

アルバムの先行注文数45万枚超とのニュースに感謝を伝えながらも「その雰囲気に浮かれずに、今回の活動のために僕たちが準備したもの、やるべきことに最善を尽くしたい」と、最年長らしくヒスンがまとめました。「僕たちは今、さまざまなことに挑戦して、僕たちだけの色を見つけていく段階」と語ってくれたのはジェイク。

ジェイク

ジョンウォンは「たくさんの方々が今の歌謡界を“4世代アイドル戦争”とおっしゃっていますが、僕たちはこの中で、ありがたくも“ホットアイコン”という修飾語をいただくことができました。この修飾語を確固たるものにして守っていきたいと思います」と力強い抱負を語ってくれました。

ここで、収録曲の「Not For Sale」とタイトル曲「Drunk-Dazed」を初披露。全てに対価を払うのが当然と考える10代の世界観、その常識を覆す人が現れたときの感情変化を歌った「Not For Sale」は、爽やかな風が吹くようなフレッシュで軽やかなダンスで魅せるポップナンバーです。

一転、中毒性のある「Drunk-Dazed」では、激しくも美しい群舞と表情演技で圧巻のステージを披露。デビューから5か月で、よりいっそうパワーアップした姿を見せてくれました。

自分たちを選んでくれたファンとのコミュニケーションを大切に。

質疑応答では、今後の目標を聞かれ「街頭で僕たちの歌がもっとたくさん流れるようになって、それを聴きながら歌ってくださればと思います!」というジェイや、自他ともにセルフィーが得意と認めるソヌの「音楽番組で1位をとって、団体でセルフィーを撮りたい!」という、新人らしい可愛い回答にほっこり。

ジェイ

また現在、日本のラジオ番組「オールナイトニッポンX(クロス)」のレギュラーパーソナリティを担当して「ファンの皆さんのメッセージを読んだり、僕たちの話をお聞かせするのがとても楽しい。SNSでのコミュニケーションとは違う感じがします」と、ニキ。

ニキ

SNSのフォロワー数1400万人超の世界的な人気の秘訣を聞かれると、頻繁にコミュニケーションをとりながら自然な姿を見せていること、そしてENHYPENというグループがファン投票で結成されたグループであり、全世界から関心を寄せてくださっていると思うと口々に語り、改めて感謝の言葉を伝えました。

2月にはオフライン開催されたファンミーティングで、デビュー後初めてファンを目の前にステージを披露したENHYPEN。「オンラインとオフラインのエネルギーが本当に違うと実感しました。今後状況が良くなればオフライン公演も増えると思うので、その時にENGENE(エンジン、ファンの総称)の皆さんが失望しないように頑張ろうというモチベーションになりました」と、ジョンウォン。

ロールモデルはもちろんBTS。アーティストとしての姿勢も見習いたい。

ロールモデルをたずねられると「僕たちメンバーは、BTS先輩を見てきながら夢を育ててきました。実績だけでなく、アーティストとしての姿勢なども見習いたいという考えを常に持っています」と答えたジェイ。リーダーのジョンウォンは「デビューの時にも言ったと思いますが、僕がリーダーを任されて少し混乱した時に、RM先輩が『前に引っ張るものではなくて、後ろから押してあげるものだ』と言ってくださったのが、今でも記憶に残っています」と答えました。

同じくBTSの弟グループとして活躍中のTOMORROW X TOGETHERについても「競争相手とは考えたことがありません。お互いに応援して成長しようと励まし合ったりアドバイスをくださる良い先輩」(ジェイク)、「活動がもし重なったら、もっと楽しく良い思い出を作っていきたい」(ジェイ)と、話しました。

「全員が楽曲制作への意欲があり、実は今回作詞に挑戦した。残念ながら採用されなかったが良い勉強になった」(ジェイク)、「海外の活動も積極的に考えている。個人的な考えですがENHYPENの強みは本当に特別なケミストリーだと思う」(ソンフン)、「僕たちの曲を聴いて『おっ、ENHYPENの曲じゃない?』という反応を得られるグループになりたい」(ジョンウォン)と、これから先の抱負を語ったメンバー。

インタビューの中で、今回の準備過程の中で一緒にいる時間も長くなり、より深く話し合いながら以前よりもスムーズにいろいろなことをこなせるようになったと口々に語る姿に、さらに絆を強めた印象を受けました。

まだまだ底知れない魅力とパワーを持ったENHYPENが、ENGENE(エンジン)と共に世界に飛び出す日は、もうすぐ目の前に来ているのかもしれません。

最後の挨拶では「『Drunk-Dazed』へのたくさんのご声援と僕たちENHYPENへの温かいご支援をよろしくお願いします」とニキが日本語で締めくくりました。今後の日本での活動にも期待したいですね。

ENHYPEN
2020年11月韓国デビュー。同年6月から放映されたオーティション番組『I-LAND』の最終メンバー7人で構成。チーム名の「ENHYPEN」は、記号の「ハイフン」が意味するように、お互いに異なる環境で違う人生を生きてきた7人の少年が「つながり」、お互いを「発見」し、ともに「成長」するという意味を持つ。また音楽を通じて人と人、世界と世界をつなぐという抱負も込められている。世界中のファン投票によってデビューの夢をつかんだ「グローバルファンメイドグループ」として反響を呼び、デビューわずか2か月で国内の新人賞4冠獲得という偉業を成し遂げた。1stミニアルバム『BORDER:DAY ONE』は、昨年デビューしたグループのアルバムの中で最高販売量を記録。新世代のホットアイコンとして注目を浴びるなか、2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』を4月26日にリリース。

取材・文 本田珠里

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