今こそ運命の出会いがありそう…! 「コロナ禍の恋愛」確かなメリット3つ #120
ananweb / 2021年5月13日 20時0分
コロナ禍になって、いろいろ大変だから婚活やめようかな。そんなふうに思っている人が、今増えているといいます。もちろん経済的や時間的な問題でストップせざるを得ないなら仕方ありませんが、気持ち的な落ち込みからのストップなら、ちょっと待って。ぜひ長い人生にとって、今やめるべきかどうか、ゆっくり考えてから答えを出してみてほしいのです。
コロナで婚活やめようかな…その決断の前に見直したいこと
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 120
先日発令された3回目の緊急事態宣言。今度は百貨店や娯楽施設といった場所も休止となっており、なんとなく事態の大きさに不安感が募るかもしれません。またこうした非常事態にともなって、今多くの女性たちの間で、‟婚活休止宣言“が増えているといいます。
「対面で新しい人と会うのは不安」
「お店も空いてないのに、婚活や恋愛はしにくい」
「そもそも気持ちの余裕がなくて、恋愛どころではない」
など、理由はさまざまです。今は世界中のみんなが不安な頃ですから、気持ちが落ち込んだり続かなくなったりするのは仕方のないことです。ただ、もし「コロナで婚活やめようかな」と思っているなら、完全に活動をストップするのはちょっと待って!
それは、この時期の婚活にはメリットとデメリットがあるからです。
コロナで気持ちが低迷するのは、仕方のないこと
「婚活で人と会いにくくてテンションが上がらない」
「コロナで婚活している人が減った気がする」
筆者の周りでも、こういった理由から婚活をストップしようかなorした人が、最近増えています。もちろんきちんと考えたうえでの選択なら、それを否定するつもりはありません。
ただ漠然とした不安感が高まり婚活を止めようとしているなら、それは婚活をストップするだけではなく、不安感そのものを見つめ、いろいろな面で対処する必要があります。
例えば筆者がコロナ禍で話を聞いた方の中には、コロナになり仕事のリズムが変わり、人と会えなくなったことでストレスがたまり、婚活もしんどくなったのでストップしたという方がいました。これ自体はシンプルな解決行動ですよね。でも、続きはここから。
その方は婚活をやめたことで、一時的にはやり取りの負担などがなくなり、気持ちが楽になったそうです。しかし今度は仕事以外で人との接点が減りすぎ、漠然と自分はあと何年このままなんだろうか……というまた別の種類の不安感が増したといいます。
こうしたケースでは、一時的に婚活をやめるのも良いのですが、大切なのはコロナを踏まえ、自分が中長期的にどうしていきたいかを考え、そしてそれに必要な行動を取ることです。
そうした問いかけをした後に、スパッと婚活をやめるという選択を取るのは、きちんと理にかなっています。重要なのは目の前の疲れを対処することよりも、非常事態に流されすぎず、自分のライフコースを見つめることです。
ストップ前に考えたいコロナ婚活のメリットデメリット
婚活中の人に関わらず、みんながみんなこの状況に困っているのが今の時代です。ここからは「婚活やめようかな」と迷いが出ている人に向けて、今の時期婚活を続けるべきかどうか、判断がしやすいようにメリットデメリットをそれぞれまとめました。
先程も書きましたが、大事なのは自分にとっての長いライフコースを考えてみて、そのうえで今婚活やそれ以外の活動をするべきかどうか迷うことです。迷いを解決するためのヒントになれば嬉しいです。
コロナ婚活のデメリット
では、デメリットからご紹介していきます。
人と会いにくい
最大のデメリットは、これにつきます。知らない人とは会いにくいですし、会うことで感染リスクも高まります。オンライン婚活などの手段を検討する方もいますが、やっぱり会わないと相手の雰囲気などはわからないと考える人は多いです。実際オンライン婚活を経験した方は、かなり少数というデータもありますので、会いにくさの解消にはつながっていません。
付き合ってもデートがしにくい
もし婚活でいいなと思う人と出会い、そして付き合うことになったとしても、その先の展開がちょっと大変です。デートがしにくいということは、イコール相手のいろいろな側面を見るチャンスが減るということです。
例えば泊りがけの旅行や、グループでのイベント、はたまた自分や相手の趣味に付き合うデートなどは、結婚を考えるなら経験しておいたほうがいいシーンです。
偶然や自然な出会いが壊滅的
婚活する場合、多くの方はアプリなど専用サービスと並行し、友達の紹介や合コンといった自然な出会いが期待できる活動もするようです。この紹介や合コン、趣味での出会いといった、ナチュラルな出会いが、今の時期壊滅的に減っています。
出会いの数自体が減るというデメリットもありますし、専用サービスの目的ありきの出会いを続けた結果、気持ちが削られるといったデメリットもあります。
コロナ婚活のメリット
続いて、メリットを3つご紹介していきます。
本気度の低い人が減っている
コロナとなり、各種マッチングサービスや結婚相談所が調査した結果では、結婚意識にポジティブな変化があった人が3割〜4割ほどいるという情報もあります。(※)
こうした気持ちの変化によって、今婚活を積極的にしている人は、コロナ前よりも本気度の高い人が増えているといった見方もできます。会いにくいけど、あったらしっかりと将来を見据えた相手と出会える今か、それとも落ち着くまで待つか。どちらが自分に適切だと思いますか。
マッチングアプリや結婚相談所は入会者が増えている
また、こうした自然な出会いが期待できなさそうな今、マッチングアプリや結婚相談所といった専用サービスの利用者は増えつつあるといいます。時代としては人と会いにくいものの、「使うなら今!」なんです。
使える時間が増えた人が大半
コロナとなり、働き方や経済状況が変化した結果、今婚活に使える時間が増えたと言われています。アプリなどを使っている方は、利用時間が増加したというデータもあるんです。
つまり、今まではマッチした人との縁が途切れがちだった人も、活動に当てる時間が増えたことで、つながりやすいといった良さも出てきています。
メリットデメリットを3つずつご紹介しました。今後も活動するべきかどうか、少しクリアに考えられるのではないでしょうか。この難しい状況も、すぐには収まるわけではなさそうです。だからこそ、それに流されすぎず、自分らしい人生をきちっと見て、動くことができたらいいですね。
※参照
婚活総合サービス 株式会社IBJ「コロナ禍の婚活のメリットとデメリット」アンケート調査
株式会社ネットマーケティング コロナ禍での婚活・恋愛アンケート調査
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
©Eugenio Marongiu/Gettyimages
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文・おおしまりえ
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