“アーチ崩れ”に要注意! トラブル足を予防する“曲げる歩き”とは?
ananweb / 2021年7月3日 21時10分
毎日の生活で悩み続けている足&脚のトラブル、ありませんか? ここでは、キレイなアーチを維持する歩き方を伝授! 九州共立大学スポーツ学部スポーツ学科教授の木寺英史さんが教えてくれました。
快適じゃない足の原因はアーチ崩れだった!
足の骨は筋肉や腱によって支えられたアーチ構造をしており、そのおかげで体重などの衝撃を受け止め、蹴り出す力を生むことができる。「しかし、運動不足や加齢による筋力の低下、膝が内側に入った“ニーイン”の状態、足に合わない靴を履いているなどの原因により崩れて、トラブルを引き起こします。重症になる前に、歩き方や靴選びの見直しすることが大切です」(木寺さん)
内側縦アーチ
親指の付け根からかかとを結び、土踏まずを形成する。歩行時や跳ぶ時にバネの役割を果たし、足の衝撃を吸収。崩れると扁平足になる。
外側縦アーチ
小指の付け根からかかとまでを結ぶ。体重を支え、歩く時の重心移動を楽にする働きがある。このアーチが崩れるとO脚や内反小趾に。
前方横アーチ
親指の付け根から小指の付け根までを結ぶ。足の指で地面を捉え、安定を保つバランス作用がある。崩れると開張足や外反母趾になる。
トラブル足を予防する歩き方“曲げる歩き”をしよう。
「足を腰幅に開き、つま先と膝は少し外に向け、胸を張って立ちます。膝をちょっと緩めて両足のかかとに体重をかけ、上半身を前傾させる。膝を少し曲げながら前に出し、足裏全体で着地します。体が前に倒れ込む力を使い、筋力に頼らないため、体への負担が少なく前進できます」(木寺さん)
歩行時、正常な足の重心のかかり方は?
足裏全体で着地する。重心はかかとから小趾球(小指の手前のふくらんだところ)、母趾球(親指の付け根)に。最後に親指で蹴り上げ、親指が最後に地面から離れるようにする。
木寺英史さん 九州共立大学スポーツ学部スポーツ学科教授。身体操作や歩行動作の講演などを行っている。『痛くない!疲れない! 歩き方の教科書』(朝日新聞出版)など著作多数。
※『anan』2021年7月7日号より。イラスト・田中麻里子 取材、文・風間裕美子 重信 綾
(by anan編集部)
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