ホテルで密会中に警報が鳴って… 不倫にドハマりした「セレブ妻の悲惨な末路」【後編】
ananweb / 2022年5月17日 20時25分
理沙さん(仮名・29歳)は、会社経営者の元春さん(仮名)と結婚後、専業主婦になり高級タワーマンションでの暮らしを始めます。しかし、結婚生活は想像していたものとは違い、仕事が忙しい夫の元春さんとは夕食も一緒にとれず、すれ違う日々を送ることに。一人でいる時間が多いことから寂しさが募っていた理沙さんは、気分転換に料理教室へ通い始めました。そして、そこで出会った小池さん(仮名)とお互いに夜の生活に不満があることで意気投合し、不倫関係になってしまったそう…。今回は、不倫にのめり込んでしまった彼女を待ち受けていた結末について、詳しく話をうかがいました。
不倫にドハマりした日々
「不倫相手の小池さんとは、週に1~2回ほどホテルで密会するように。その頃の私は、小池さんとの関係で心とカラダを満たすようになっていました。
小池さんは私よりもひと回り以上も年上で、話も合わせてくれるので、一緒にいると、とても居心地が良かったんです。
そして、私は小池さんとの不倫に夢中になるにつれて、家のことがどうでも良くなってしまい…。その結果、家事もほとんどしなくなってしまいました。
しかし、夫の元春は相変わらずの忙しさで、家庭を顧みることもなければ、そのことを指摘することもありませんでしたね」
緊急事態が発生
「ある日、いつものように小池さんとホテルで密会していたとき。突然、警報が鳴り始め、“火災が発生しました”というアナウンスが入りました。さらに、“直ちに避難してください”というアナウンスまで入り…。
そこで、私たちは慌てて服を着て、部屋を出たんです。しかし、エレベーターは停止していたため、階段で下に降りるしかありませんでした。
そうやって慌ててロビーに出たところで、従業員の方からアナウンスは間違いで、火災報知器の誤作動であったと説明されました。私たちは、“なんだ”と顔を見合わせて笑っていましたね。
そのときは、そういったハプニングも楽しむ余裕があったんです。ただ、そんな風に笑っていられたのはそのときまででした」
夫からの衝撃の言葉が…
「その一件からしばらく経ったある日のこと。夫が珍しく仕事から早く帰ってきたんです。でも、“ただいま”とも言わないので、機嫌が悪いのかなと思いました。
すると、夫は私の前にズカズカと歩いて来て、いきなり“他の男性とホテルに行っていたのか”と言ってきたんです。
突然のことに、頭のなかがパニックになりました。現場を見られたのか、それともスマホを覗かれたのかと、いろいろな不安が頭の中を駆け巡り、完全に動揺してしまいました。
そんな私をよそに夫は淡々と話を進めてきて…。夫曰く、あの日、夫の友人がたまたま同じホテルにいて、ロビーで他の男性といる私を見かけたとのことでした」
友人からの密告により不倫が発覚
「あのとき、同じホテルにいた夫の友人も警報の誤作動でロビーまで降りてきていたそうです。そこで、偶然私を見かけたそう。ただ、私が夫ではない男性と一緒にいたので、驚いたわけです。
実は、その友人も別の女性と不倫中で、夫にそのことを伝えるべきかどうか迷ったそうですが、一応報告することにしたそう。
一連の夫からの話に、反論する余地はありませんでしたね。そこからしばらくの間は、夫からの罵詈雑言の嵐。とはいえ悪いのは私なので、それをすべて聞き入れるしかありませんでした。
その後、夫婦関係も冷めきっていたこともあり、そのまま離婚の話へと進んでいったんです。ただ、夫は今回のことで精神的苦痛を受けたということで、私に対し多額の慰謝料を請求してきました。
また、夫は小池さんのほうにも同じように慰謝料を請求。ただ、小池さん夫婦は不倫がバレた後も、離婚には至らなかったようです。
今回の不倫で私は夫との裕福な暮らしも、小池さんも失い、最終的に慰謝料を払うために背負った多額の借金だけが残りました。今は、あのとき一時の快楽のために不倫に手を出してしまったことを深く後悔しています」
彼女は不倫をしたことで、裕福な暮らしを手放すどころか、多額の慰謝料まで背負うことになってしまったようです。今回のエピソードからもわかるように、不倫をすれば一時的に気持ちは満たされるのかもしれませんが、最終的には多くのモノを失う羽目になります。だからこそ、軽い気持ちで不倫に手を出すことは絶対にしてはいけないのです。
©Alex Robertson www.alexrphotography.com/gettyimages
©PonyWang/gettyimages
文・塚田牧夫
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