便秘改善、口内環境のケアにも! 愛好家オススメ“機能性”ヨーグルト5選
ananweb / 2022年7月30日 18時30分
売り場で目にする、たくさんの種類のヨーグルト。腸活の心強い味方だけど、一体どれを選べばいい?
“乳酸菌”と“ビフィズス菌”は違うもの。
日々の腸活に欠かせない、ヨーグルト。でも、なぜ腸にいいのか。ヨーグルトが持つ菌の種類やその効果をおさらいすべく、ヨーグルト研究家の花映さんに伺ってみた。
「ヨーグルトを食べる最大のメリットは、乳酸菌とビフィズス菌を取り入れることで、腸内環境を整えられる点。2つの菌はどちらも“善玉菌”ですが、それぞれ細菌の種類と腸内での働き方も異なるため、両方の菌を摂るのが理想的です。主に小腸に棲む乳酸菌は、乳酸を作り出して腸内を酸性化させ、悪玉菌を棲みにくくさせるだけでなく、小腸内の免疫細胞を刺激して、体の免疫力を上げる効果が。大腸に棲むビフィズス菌は乳酸と、より殺菌効果のある酢酸を作り出すため、悪玉菌を制御する作用があります。また“短鎖脂肪酸”の一つ、酢酸を産生することで、肥満や糖尿病予防にも寄与します」
菌はさらに性質の異なる株に分かれ、その数は未知数。商品の数も次々増えているので、どれを選ぶべきか迷っている人も多いのでは?
「市販のヨーグルトは、機能性、プレーン、植物性、ドリンク、デザートの5つのタイプに分けると捉えやすいです。なかでも最近はヨーグルトが持つ整腸作用に加え、菌や株の特性を活かして機能性を付与したものが増えています」
今回はスーパーなどで買いやすく、腸活に特化した機能性ヨーグルトを紹介。自分に必要な株や、利便性などから選び、ぜひ腸活に役立てて。
機能性タイプ
ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌には、整腸作用があり、腸内環境を整えるのが基本の動き。そこに菌の特性をプラスして、便通改善、内臓脂肪を減らす、認知機能に作用するなど、さまざまな悩みに特化した“機能性”タイプが続々登場。
口内フローラを良好にするロイテリ菌。
オハヨー乳業「ロイテリヨーグルト」
日本初(2017年9月19日時点の自社調べ)の、口内フローラに寄与する機能性表示食品のヨーグルト。全身の健康にも影響するといわれている口内環境。「腸内とともに、口内環境もケアできるものを選ぶのもおすすめです。味もミルキーで、なめらかですよ」(花映さん)。110g¥162(オハヨー乳業 TEL:0120・084309)
現代人の悩み、内臓脂肪に特化。
雪印メグミルク「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」
1日1個を目安に食べることで、内臓脂肪を減らすのを助ける、特定保健用食品。「食事と一緒に食べると、脂肪の吸収を抑える働きのある、ガセリ菌SP株を配合。乳酸菌の作用として、内臓脂肪にアプローチする菌はまだ少ないので、注目すべき商品です」。100g¥119(雪印メグミルク お客様センター TEL:0120・301・369)
便通効果を実感する人が多数!
森永乳業「ビヒダスヨーグルト便通改善」
美味しさとともに、便通改善の効果を実感している人が多いという調査結果も。「ビフィズス菌BB536を20億個と、ビフィズス菌や腸内細菌の餌になるミルクオリゴ糖のラクチュロースを配合。ビフィズス菌BB536が大腸内で酸を作り、腸を刺激することで、便通改善を実感する人が多いよう」。100g¥144(森永乳業 TEL:0120・369・744)
記憶力を維持する菌を200億個配合。
森永乳業「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」
「加齢に伴い低下する、認知機能の一部である記憶力を維持することが報告された、世界初のビフィズス菌MCC1274を配合。ビフィズス菌の働きが、全身の健康に関わることに着目した新商品」。脳腸相関に着目し、“腸に届いて脳に働く”を提案。現代人の不安や悩みに寄り添った、機能性表示食品。100g¥144(森永乳業)
目・鼻対策の新習慣に取り入れたい!
雪印メグミルク「乳酸菌ヘルベヨーグルト」
ハウスダストやダニによる、目や鼻の不快感を緩和することが認められている、乳酸菌ヘルベ(L. helveticus SBT2171)を10億個配合。「乳酸菌ヘルべが免疫バランスを整え、アレルギー反応につながる成分が過剰に作られるのを抑制。さわやかな酸味で、気分もシャキッとします」。100g¥130(雪印メグミルク お客様センター)
花映(はなえ)さん ヨーグルト研究家。週3kgのヨーグルトを食べるほどの愛好家。会社員として働く傍ら、セミナーやSNSなどでヨーグルトや菌、健康に関する情報を発信中。月1~2回、ヨーグルト専門店『Dear Mechnikov』をオープン。Instagramは@hanae_yogurt、@dear_mechnikov
※『anan』2022年8月3日号より。写真・村上未知 取材、文・若山あや
(by anan編集部)
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