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美容師が明かす!市販のセルフカラーと美容室のカラーはなにが違うのか?

ANGIE / 2016年2月13日 22時0分

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巷では市販のヘアカラー剤を使って髪を染める、いわゆるセルフカラー派が増えているのだとか。国内のみならず、海外からの輸入品なども増えてカラー剤も多様化し、Webでは「上手なセルフヘアカラーの仕方」なんて記事もよく目にしますよね。

実際のところ、市販のヘアカラー剤と美容室のヘアカラー剤は、なにが違うのでしょうか? 「LOVEST銀座 by air」のスタイリスト渋尾雅義さんに、ヘアカラーに関するアレコレを直撃してきました!

 
ここが違う!セルフカラーとサロンカラー
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「セルフカラー最大のメリットは、経済面です。当然ですが、自分で行いますので安くすみます。また、自分の好きなタイミングですぐにできる点もいいですよね。

デメリットは、仕上がりのクオリティが低くなりがちということ。誰か手伝ってくれる人がいる場合や、カラー塗布に自信がある人以外はやめておいたほうがいいでしょう」

 

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セルフカラーは、どうしても色ムラができてしまったり、ダメージが目立ってしまいがちですよね。一方、サロンカラーはどうなのでしょう?

 

「サロンカラーのメリットは仕上がりの綺麗さに尽きるでしょう。カラーリングをする前の髪は、根元は暗く、毛先に向かって明るくなっている状態が通常だと思います。サロンでは、髪の明るさや痛み具合によって塗る薬剤を調整しています。

つまり、ムラなく綺麗に染めることができるだけでなく、髪の痛みに合わせて薬を変えるので、ダメージを最小限に抑えられるのです」

 

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「サロンカラーのデメリットを挙げるとするならば、セルフカラーに比べると料金がかかること、好きな時間にサロンに行けないということでしょうか。でも、仕上がりにこだわる大人の女性には、断然サロンカラーをおすすめしたいです」

サロンカラーでは染まり具合の調整だけではなく、髪の傷み具合によって薬を変えているというのは驚きですね!

 
ダメージを抑えられるカラーリングとは?
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サロンで扱われているカラー剤には、どんなものがあるのでしょうか?

「通常のヘアカラーの他に、マニキュアや白髪染め、オーガニックカラーなどサロンによって取り扱っているものには幅広い種類があります。

髪のダメージが気になる方には、マニキュアがおすすめ。カラーでダメージが起きる原因は、主に髪の色素が壊れることにあります。マニキュアは色をのせることのみを目的としているので、もともと明るめカラーの人には特に良い効果をもたらすと思いますよ。

また低刺激のオーガニックカラーは、薬液でしみた経験のある人にはぜひ挑戦してみてほしいカラーです。サロンなら、こうして自分の体質や状態に合わせてカラーを試せることもメリットですよね」

 
美容師おすすめの市販のカラー剤とは?
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デメリットの多い市販のカラー剤ですが、渋尾さんが「これは使っても許せる!」というカラー剤はありますか?

「実は、市販されているカラー剤の成分はどれもほとんど変わりません。値段の差は多少ありますが、大体どれを使っても同じです。

先ほども言った通りムラになりやすいので、ロングやミディアムの人には特におすすめできません。ショートの人など、薬剤を揉み込んで馴染ませることができる人はありかもしれませんが」

 

あえて市販のカラー剤の使い方を挙げるとするなら?

コームタイプのカラー剤を根元のみ使うなど、部分使いする方法なら良いかもしれませんね。ピンポイントで根元だけ綺麗に塗れればの話ですけど……」

 
ヘアカラーの色落ちを防ぐ方法
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ヘアカラーの色落ちが気になるんですが、これを遅らせる、または防ぐ方法はありますか?

「ヘアカラーの色落ちの原因は、シャンプーの回数と種類にあります。やはり洗うことで色落ちしてしまうのですが、洗わないわけにもいきませんよね。朝晩シャンプーをしているという人は夜のみにするなど、回数を減らしてみてください

また、シャンプーには界面活性剤という油を落とす成分が配合されているのですが、この成分が強いとカラーは落ちやすいです。これを考慮して、界面活性剤が強すぎないシャンプーを選んでみると良いと思います」

 

やはり、セルフカラーには危険がいっぱいということがわかりました。若い頃ならまだしも、質にこだわりたいANGIE世代の女性は安易に手を出してはいけないようです。

また渋尾さん曰く、好みの色や質感を実現するのは美容師さんの腕次第なのだとか。カラーにこだわる人は自分好みのカラーリングをしてくれるサロンや、美容師さんを選ぶことも頭に入れておきたいですね。

 

※渋尾さんにヘアカラーを頼みたい方はこちら

※取材協力: LOVEST銀座 by air


Photo by GOTA

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