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ビールで乾杯!美女に変身したいなら「美貌成就」をしよう【5月31日〜6月4日】

ANGIE / 2016年5月31日 11時59分

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5月も終わり、もう6月ですね! 気がついたら1年も折り返し。

6月といえば祓いの行事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われる特別な月。夏越祓は、この半年の間にたまった罪やけがれを清めるもので、今年後半の息災を祈る大切な行事といわれているんですよ。5分もかからず罪やけがれをリセットできる「夏越祓」のお話は、後日またゆっくりと。

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5月31日~6月4日は「麦の秋至る(むぎのときいたる)」。この時季に「秋?」と驚く方も多いかもしれません。麦は夏へと向かう今、収穫の時を迎えています。

そしてこの時季、湖のほとりにたたずむ女神を象徴するかのような美しい花「水芭蕉」が見頃を迎えます。今日はおいしいビールと、「美貌成就」の願いを叶えてくれる美の国の女神さまをご紹介します。

 
七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか? 流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。

季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。

蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

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「麦」の神さまにありがとう!
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麦が熟す時季を「麦秋」、「麦の秋」と言います。ビールのコマーシャルで耳にしたことがある言葉ですね。

麦の代表は「大麦」と「小麦」。ビールの原料となるのは大麦です。小麦はといいますと、文字通り小麦粉に。麺類やパンの原料となります。

お風呂あがりの冷たいビール、トマトたっぷりのパスタ、ちょっぴり甘いフレンチトーストが大好きなわたしにとって感謝感謝の季節。皆さんはいかがですか?

麦の神さまに感謝して、自宅、レストラン、旅先で、おいしいひとときを楽しみましょう。

 
おいしくビールをいただくポイント!
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ビールを選ぶとき、皆さんは缶底の製造年月日はチェックしていらっしゃいますか?

ビールも鮮度が命。おいしいビールを求めるのであれば、製造から1ケ月以内のビールを購入しましょう。ビールに関しては、買い置きしておくよりも、その都度購入したほうが、フレッシュなおいしさが楽しめます。

また、ワインはグラスにこだわっている方も多いと思いますが、ビールも同じ。グラスの先が細くなっているものは泡がたってもこぼれにくく、泡も消えにくくなりますよ。

私が愛用しているのは大正11年創業の松徳硝子株式会社の「うすはりシリーズ」。女性たちの間で、持ちやすく、指先が美しく見えると評判のグラスです。一度つかったら、その魅力のとりことなること間違いなし。

手と唇に触れたときの、やわらかなガラスの感触にうっとり。一点一点、手仕事で作り上げられた極上の一品で、優雅なビールタイムを!

 
【美女になりたい?】日本でもめずらしい「美貌成就」の神社
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これから、水芭蕉が各地で見ごろを迎えますね。6月になると、アーティスト畠山美由紀さんが歌う「夏の思い出」が私の朝のBGMになります。

朝の一杯を楽しんで、「夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬(おぜ)遠い空~」と口ずさみながら準備をして、パタパタと仕事へ。

 

これからの季節、水芭蕉を楽しみながら向かう、おすすめのスポットがあります。日本で一番深い湖とされ、湖面が七色に輝くといわれる神秘の湖、秋田県の田沢湖

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そのほとりに鎮座する「御座石(ござのいし)神社」。

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ご利益はずばり、「美貌成就」。仕事柄、全国各地の神社仏閣を取材していますが、美貌成就のご利益を持つ神社はそんなに多くありません。御座石神社は女性的なやわらかな水の気に満ちた場所。

水芭蕉の花言葉は「永遠に変わらぬ美しさ」。こちらの神社に祀られている辰子姫には、「永遠の美」を求めた悲しい言い伝えが残されているのです。

 
あなたの目にはどううつる?
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Photo by Kiyotaka Shishido


秋田の龍神伝説「辰子姫(たつこひめ)伝説」の辰子姫は、永遠の美と命を百日百晩、観音様に祈り、満願の夜、「北に湧く泉の水を飲みなさい」というお告げにしたがい、こんこんと湧き出る霊水を飲んだところ、不老不死の御力を授かり、龍神と化した伝説のヒロイン。

田沢湖のほとりには岩手県出身の彫刻家、舟越保武(ふなこしやすたけ)が手掛けた辰子像がたたずんでいます。

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はるか遠くをまっすぐに見つめるまなざし。愛する長男を亡くし、キリスト教に帰依した舟越氏が手掛ける作品は、崇高な美しさをたたえ、見る人の心、光や角度によって、表情も大きく異なって見えるといわれています。

やさしさ、悲しさ、まどろみ、夢見る乙女……今の皆さんにとって、辰子はどんな風に見えるでしょう。

わたしにとっては、微笑む3秒前。これからふっと口角があがり、笑顔になるような、そんな表情に見えました。皆さんはいかがですか?

辰子に感じた思いは、水鏡。あなたの心がうつし出されているかもしれません。今年の夏、本物の辰子に会いに行きませんか?

 
四季を感じる豊かな暮らし
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いかがでしたか? 今日はビールと、「永遠に変わらぬ美しさ」をたたえる、美の国・秋田の女神さまをご紹介しました。

田沢湖周辺には、部屋に足を踏み入れた瞬間、瑠璃色の湖が目の前に広がる宿のお部屋も。デイナーの後、少し早めにお部屋に戻って、夜風を感じながら冷たいビールを楽しむのもいいですね。

 

二十四節気七十二候(にじゅうしせっき しちじゅうにこう)。自然の感じ方も72通り。自然の声に耳を澄ませてみると、心がうるおい、心の感度も上がり、当たり前の毎日がきらきらと輝いて見えます。

次回は、願いを叶えてくれる「神さまのおつかい」のお話です。いにしえの人はどうやって願いを叶えていたのでしょう。その秘密もご紹介します。お楽しみに!

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