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憧れの二拠点生活をやってみた! デュアルライフの感想まとめ 実践編

ANGIE / 2016年10月18日 15時0分



2箇所以上に生活拠点を持つ、多拠点生活が注目されています。デュアルライフなんてカッコイイ呼ばれ方もするようですが、実現するとなるとハードルが高そうですよね。

実は私もバリ島と日本を7年ほど行き来して、現在は3:7くらいの割合で双方で生活をしています。そこで、二拠点生活を体験してみて感じたメリットとデメリット、さらに実現するためのポイントを2回に渡りご紹介したいと思います。

第2回は、二拠点生活を実現するための具体策について考えてみたいと思います。

 
大きな課題は家と仕事
二拠点生活を始めるにあたり壁になるのが、前回の記事でデメリットとして紹介した2つポイント「住居」と「仕事」の問題です。住むところがなければ始まりませんし、仕事がなければお金を得ることができません。

私の例も交えながら、解決策を紹介したいと思います。

 
課題1「住居」


二拠点というからには、住まいを2箇所に確保する必要があります。現在、賃貸に暮らしている人にとっては、もう1箇所家賃が発生する可能性もあるので、簡単な問題ではありません。ただダブル賃貸になるとしても、解決策はあります。

「現在の住まいの借り手を探す」
不在期間中に現在の住まいを誰かに貸し出せば、家賃負担が軽くなります。友人であれば安心ですが、airbnbのような宿のマッチングサイトやSNSで呼びかけてみるのも良いでしょう。

ただ、賃貸物件の又貸しは禁止されている場合もあるので、気になる場合は家主と交渉してみることをおすすめします。

「実家に戻る」
思い切って実家を日本の拠点にしてしまうのも、方法の一つ。家賃が格安で済む可能性があり、家を家族が維持してくれるという点でも安心です。現在、私はこのパターンで、日本の拠点は実家です。

ただし、家族との関係維持という別の課題があることも覚えておきましょう。家賃だけでなく、家事の分担や生活スタイルの調整ができないと、一緒に生活することが厳しいかもしれません。

「賃料の安い地域を探す」
東京では敷金や礼金など、賃貸物件の契約には高額な初期費用がかかることが多いですが、一歩東京を出てしまえばその限りではありません。地方によっては一軒家が5万円なんて、破格値で貸し出されていることも。さらに海外になれば、日本の常識では考えられないような整った設備の住居が格安で貸し出されている場合もあります。

こうした情報は不動産サイトよりも、現地のコミュニティサイトの方が情報が充実しているので、気になる地域のコミュニティサイトにアクセスしてみるのがおすすめ。実際に気になる地域に出向いて、コワーキングスペースに顔を出してみるのも良いでしょう。同じように多拠点生活をしている人から、優良な情報をもらえる可能性があります。

ちなみに、私の住むバリ島のウブドでは、こちらの「Ubud Community(ウブドコミュニティ)」というコミュニティが人気。利用者から賃貸情報の他にも様々な情報が集まる上に、管理体制がしっかりしているので情報の質が高く利用者の信頼を得ています。

 
課題2「仕事」


複数の拠点を移動するので、1箇所に留まって仕事を続けることは不可能です。現在は、働き方も多様化しているので、会社や仕事にこだわらなければ、特別なスキルがなくても多拠点生活を実現する方法はあります。

「リモートワークを推奨している会社で働く」
決まったオフィスに出勤せずに、社員が自由な環境を選んで働くことができるリモートワーク。IT系の企業ではリモートワークを推奨している会社もあるようです。

ただ全体としてみると、リモートワークができる会社や業務は限られているので狭き門であることは事実でしょう。

「フリーランスとして働く」
私の仕事の一つがこちら。フリーライターはネット環境さえ整っていれば、基本的に世界中どこにいても働くことができます。ライターに限らず、プログラミングやデザイン、写真など、興味のある技術を磨いて売り込んでみてはいかがでしょう。

「個人で事業を始める」
そして、私のもう一つの仕事がこちら。バリ島で仕入れた品や作った商品を、日本で販売する小さな事業を運営しています。

店舗を借りて従業員を雇うことができればベストですが、そこまで費用をかけられない場合は、期間限定ショップやイベントへの出店、ネットショップやハンドメイドサイトなどに出品する方法もあります。商品買い付けを兼ねて、好きな国に拠点を築くことも不可能ではありません。

「長期休暇を取れる仕事を探す」
一定の期間に集中的に働き、残りの期間はもう1箇所の拠点でのんびり生活するというのもありです。派遣社員として働くも良し、季節アルバイトとして農業に携わったりリゾート地で働いてみるのも良いでしょう。

 
自分スタイルの二拠点生活を


例に挙げたのは具体策の一例です。私の友人は二拠点生活を実現させるために、派遣社員をしながら不動産経営やフリーライターをし、自宅をサロンとして貸し出すなど、様々な可能性に挑戦しています。住居にしろ仕事にしろ、最初から自分にぴったりはまるスタイルが見つかるわけではありません。

大切なのは焦らず、自分なりのスタイルを見つけていくことです。二拠点生活の目的は様々ですが、共通しているのは、今よりもよりもさらに満たされた人生を実現すること。「こうしなければ!」なんて窮屈に考えるのはやめましょう。

今すぐ、会社をやめて東京を離れる必要はありません。あなたが一番心地良い方法を、少しずつ探っていってくださいね。

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