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料理の腕がワンランクアップ!フランス流フレッシュハーブの上手な使い方

ANGIE / 2017年8月13日 7時0分



ふわっとしたアロマが、食卓に華を添えてくれるハーブ。お料理に風味をプラスしてくれるのはもちろん、美容や健康にもよいので、日常的に食べたいものです。

ラベンダー畑が有名なハーブの産地・プロバンス地方を有するフランスでは、ハーブはとても身近な存在です。私自身もフランスで暮らすようになってから、料理に使うことが多くなりました。

フランスの家庭でよく使われるもので、なおかつ日本国内でも入手しやすいフレッシュハーブの使い方をご紹介します。ぜひ、食卓に取り入れてみてくださいね。

 
生 vs. 乾燥、ハーブの使い分け


みずみずしく穏やかな香りのフレッシュハーブと、芳醇な香りが魅力の乾燥ハーブ。お料理によって使い分けできるのが理想ですが、ハーブ初心者にとっては、ちょっと難易度が高いですよね。

押さえておくべきポイントは、生のものと乾燥タイプでは、使う量が異なるということ。乾燥ハーブは香りが強いので、使う量は生の1/3量程度と覚えておきましょう。

 
料理がおいしくなる!フレッシュハーブの使い方
シソと同じように使える「バジル」


Photo by sweetsholic


ハーブに興味はあるけれど、使い方がイマイチよく分からない……。という自信のない人でも、シソは使いこなせるのでは? シソもれきっとしたハーブのひとつです。

青々とした爽やかな香りのバジルは、そんなシソ科のハーブ。ですから、シソと相性がよい食材は、バジルとも合わせやすいのです。定番の冷奴も、バジルと海塩、上質なオリーブオイルでいただけば、ワインによく合う一品に。

バジルもシソも、トマトとよく合います。トマトサラダやトマトパスタの仕上げに散らしたり、バジルの葉を松の実やチーズと共にペースト状にした「ペストソース(ジェノベーゼ/バジルソース)」を肉や魚料理に添えれば、味はもちろん彩りもよく仕上がります。

 


Photo by sweetsholic


自宅でペストソースを作るのはちょっぴり面倒なので、我が家では同量のバジルとパセリを刻んで、オリーブオイル、ニンニク、塩少々を混ぜ合わせたソースをよく作ります。

ペストソースよりもあっさりしていて、とっても美味!

 
使わないなんて、もったいない! 万能ハーブ「パセリ」


日本国内では付け合わせのイメージが強いパセリ。当地では、びっくりするほど登場頻度の高いハーブです。よく見かける葉が縮れた「パセリ」と、葉が平たい「イタリアンパセリ」、どちらも同じように使いますが、後者の方が香りはマイルドです。

みじん切りにしたパセリをひき肉に混ぜ込んでミートボール状にしたり、大きめに丸めたミートボールをパプリカやトマトなどの野菜に詰めて「ファルシ」にしたり、刻んだものをパスタやサラダに加えたりと、用途がとても広いハーブです。

そのまま食べると苦いパセリも、他の食材と混ぜ合わせたり、加熱したりすることで食べやすくなりますよ。

フランスで暮らすまでは苦手だったパセリも、その使い勝手のよさとおいしさに開眼! 今ではキッチンに欠かせない存在です。みなさんも顔をしかめずに、トライしてみてくださいね。

 
春巻きとも相性バツグンの「ミント」


パセリと並び、当地では料理に使われることが多いミント。清涼感たっぷりの個性的な味なので、料理に合うのか? と思ってしまいますが、これがよく合うんです!

フランスでもよく春巻き(!)を食べるのですが、このときにレタスとミントを添えていただきます。タレは、しょう油ではなくスイートチリソースなど、甘酸っぱいソースを添えて。

また、ミントはパセリと共に刻んでサラダに入れることも多いハーブです。

 

今回ご紹介したハーブはどれも、夏の陽射しを受けて、ぐんぐん成長するものばかり。この夏は、ベランダで育ててみてはいかがでしょう?

日当たりがよければ、キッチンに置いてももちろんOKです。自分で育てたハーブなら、思い入れもひとしお。お料理がもっと楽しくなりそうですね。

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