肉なし魚なしでも満足できる！ボリュームたっぷり＆ヘルシーなベジタリアン料理

セロリやレバーなど、誰にでも苦手な食べ物のひとつやふたつ、あるものですよね。わたしは肉を大の苦手としているため、必然的に作るのも食べるのも野菜中心のお料理になります。でも、だからといってサラダやスープばかり食べているわけではありません。   「ベジタリアン料理って美味しくなさそう」という声が聞こえてきそうですが、野菜に加えてお豆腐やお豆、穀類、卵に乳製品を使えば満足度の高いお料理に仕上がります。「近頃、体重が増えてきちゃった」と感じているなら、魚も肉も使わないベジタリアン料理を試してみませんか？  

ベジタリアンで健康になれる理由とは？

野菜中心の生活を送っているベジタリアンは、通常の食生活をしている人に比べて「体重が増えにくい」「生活習慣病になりにくい」「乳がんや卵巣がんになりにくい」といわれています。ただ、チーズなどの乳製品やスイーツを食べ過ぎてしまうと、本末転倒になってしまうので要注意です。   ベジタリアン料理を作る上でのポイントも含め、実際のメニュー例を写真付きでご紹介しましょう。明日からでも始められる手軽さですよ！  

朝はエネルギーをしっかり補給！

グラノーラ、ギリシャヨーグルト、フルーツ。ここ最近、注目を浴びているグラノーラは、栄養価も高く腹持ちのよいシリアルです。 グラノーラの主原料「オーツ麦」には食物繊維をはじめ、ビタミンやミネラルがたっぷり！　ヨーグルトにはご存知の通り整腸作用があるため、一緒に食べれば便秘知らずに。旬の果物をトッピングしていただきましょう。   以前にご紹介した「ニンジンのポタージュ」も朝食に最適なメニューです。今の時期にはホットでどうぞ！  

食べやすくて腹持ちの良さが自慢の昼ごはん

在宅でも出勤する場合でも、お昼ごはんを作っておくとさくっと食べられて便利です。和風のお弁当作りは手間がかかるため、サンドイッチがおすすめです。 美容効果バツグンのアボカドとエネルギー源になりやすい卵で作るスクランブルエッグを挟めば、ボリュームたっぷりの仕上がりに。   アボカドの濃厚な味わいはハムやベーコンに匹敵！　パンにはマスタードマヨネーズを塗るのをお忘れなく。  

お鍋ひとつでできちゃう夜ごはん

平日は何かと忙しいので、夕食作りはなるべくパッと済ませたいですよね。鶏肉代わりに、水切りした木綿豆腐を使ったお野菜たっぷりのグリーンカレーはいかがでしょう？ スーパーや無印良品等で手に入るグリーンカレーの素を使えば簡単に作れますよ。   付け合わせには、ミックスリーフと白インゲン豆をフレンチドレッシングで和えたサラダを。豆腐と豆のダブル効果で、お腹いっぱいになること間違いなしです。   肉なし、魚なしでもバランスの取れたおいしい食事は作れるものです。「ベーコンやハムの代わりに豆」「肉や魚の代わりに豆腐や厚揚げ」といった発想の転換で、オリジナルのベジタリアンメニューにチャレンジしてみるのも、楽しいかもしれませんね。   参考：「Brown University」「Women's Health Magazine」 Photo by sweetsholic