なぜ恋愛がスムーズにいかないのか、わかるようでわかりません
ANGIE / 2015年11月5日 16時59分
こんにちは、ANGIEライターの平です。
アラサーといえば、仕事も恋も人生も脂がのり、充実した生活を楽しんでいる頃。それでも悩みはつきません。今日はこんな質問をいただきました。
前回の相談:彼が既婚者っぽくないので「不倫」が続いてしまいます
「恋愛に妥協できません」
30代も半ばを過ぎ、すでに6年ほど彼氏がいません。
別に欲しくないわけではなく、恋人がいたらもっと幸せになるのに、といつも思います。でも友達の紹介やお見合いサイトで男性と会っても、常に相手の欠点しか見えません。
私は理想が高いわけではありません。でも、まわりの友達の旦那さんとつい比べてしまったり、男性のほうが見劣りするカップルを見ると「妥協したくない」と思います。
自分はなぜ恋愛も結婚もスムーズにできないのか、わかるようでわからなくなりました。周囲は普通にできている恋愛や結婚ができない自分が、不能な存在であるように感じることもあります。(Oさん・36歳)
妥協するなら、付き合わないほうがマシ?
Oさんはきっと一生懸命、自分のやりたいことに取り組んできた方なのだと思います。そんな自分を大切にしているからこそ、自分に見合う相手でないと、妥協できなくなっているのでは?
不釣合いな相手と結婚してしまったら、自分の価値も下がるのではないか、そんな不安もあるのかもしれません。それだけ、ご自身のこれまでの人生を誇らしく感じているのだと私は思います。
今より自分の価値が下がるくらいなら、付き合わない方がマシと思っているかもしれませんね。一方で、友人が幸せそうに恋人や家庭について語る姿を目にすると、ちょっぴり羨ましくなってしまう。
「これから」の人生を考えたときに、特段ひとりでも過不足のない生活だけど、恋愛や結婚が加わればもっと良くなりそうと思っている、そんな印象を受けました。
たしかに、好きな男性と幸せな時間を共有することは、この上ない喜びを感じることができます。その一方で、恋愛や結婚は、必ずしも幸福ばかりを運んできてくれるわけではないことを、誰もが知っています。
恋愛や結婚は「人生のオプション」なのか?
なぜスムーズに恋愛も結婚もできないのか、と迷われているようですが、それよりもOさんが周りと比べて自分を評価することが目の前の課題であると感じました。
もしかすると、恋愛や結婚をステイタスのようにとらえているのかもしれませんね。それゆえに周囲の目や評価を気にして、お相手の男性を選別するような態度をとってしまっているのかもしれません。
失礼な言い方になりますが、Oさんのコメントからは、恋愛や結婚を、まるで人生を充実させるためのオプションのように考えているように感じました。
もちろん、誰もOさんの人生の添え物になることはできません。Oさんが、ご自身の人生の主役であるように。
見た目はかならず朽ちます。妥協しますか?
Oさんは、お相手の「見た目」も気になってしまうようですね。
たとえば、素敵なバッグを手に入れたとします。そのバッグを持つだけで気分が高揚して、同僚や友人も褒めてくれるので、とてもいい気分です。
さて1年後、同じ気持ちでそのバッグを持っているでしょうか? 周囲の反応は?
もう、おわかりですね。多くのモノは買ったときがベストな状態ですが、時間経過とともに劣化していきます。見慣れてしまえば、興味も薄れていくのです。人の外見も、同じではないでしょうか。
誰でも年齢を重ねれば、朽ちていくことは避けられません。目に見えるものの価値って、おそらくその程度です。
しかし、人間関係の価値はむしろ時間を重ねることで高まると思います。そして長い付き合いになればなるほど、目に見える部分よりも、見えない部分が重要になってくるものです。
「磨けば光る」という言葉もありますが、お相手の男性を磨いて自分好みに仕立てるという意味ではなく、ふたりの関係を磨くという視点でとらえてみてはいかがでしょう。
もう、他人のことはどうでもいい!
他人は、自分の狭い経験を元にした助言や一般論しか言わないものです。
「彼氏ができたら幸せだよ」とか「そろそろ結婚した方がいいんじゃない?」とか、「あなたには、もっとふさわしい人がいる」とか、価値観を押しつけてくる言葉のどれもが無責任です。
そんな言葉はもう、放っておきましょうよ。他人の基準から外れたって、いいじゃないですか。
私は、Oさんが今こうして、悩んで、もがいて、それでも懸命に生き方を模索している過程にこそ価値があると思います。それこそが、目に見えない、人の価値なのかもしれません。
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