あのマルイがアニメCMを制作、その狙いとは… USP平澤プロデューサーに訊く

アニメ!アニメ! / 2017年8月13日 17時0分

あのマルイがアニメCMを制作、その狙いとは… USP平澤プロデューサーに訊く

「あのマルイがアニメでCMを!?」と話題になったことは記憶に新しい。
昨年『君の名は。』で話題となった新海誠監督による大成建設やZ会、スタジオコロリドによるマクドナルドやパズルアンドドラゴンズなど、アニメによるCMは増えてきてはいるものの、それでも事例は年間で数える程度といえるだろう。そんな中、同時期に4本の作品を公開するという試みも相まって、マルイのアニメCMには注目が集まった。マルイは各地の店舗で多数のアニメとのコラボイベントを実施したり、一昨年からコミックマーケットに出展するなど、積極的にアニメファンとの交流を図ろうとしている様子が見受けられるが、今回マルイがアニメCMの制作を新規に取り組んだ意図は、どういったものだったのか。
全4話が公開され、コミックマーケット92で本CMのトリビュートイラストブック、原画集が発売されることも発表されたこのタイミングで、本CMのプロデューサーであり、アニメ『ID-0』『モンスターストライク』など多数の作品のプロデューサーでもあるウルトラスーパーピクチャーズの平澤直氏にお話をうかがった。
[取材・構成=中山英樹]

『猫がくれたまぁるいしあわせ』
https://www.0101.co.jp/marui-shiawase/


――まず最初に、今回の企画がはじまったきっかけについて教えていただけますでしょうか。

平澤直氏(以下、平澤)
もともとは去年の11月頃に「マルイさんが新しくアニメでCMを作りたいと考えている」というお話を知人づてにいただいたところから始まります。

――それはつまり、最初のアニメCMの公開が5月21日ですから、企画立ち上げの段階で半年を切るくらいのタイミングだったということですね。

平澤
そういうことです。その知り合いに企画の中身を詳しく聞いたところ、制作の枠組みとして、広告代理店をはさまず、マルイさんと直で制作のやり取りをすることを検討されている、という話でしたので「これは挑戦しがいがありそうだ!」と思い、すぐに打ち合わせをさせていただきました。

――最初の打ち合わせはどのような内容でしたでしょうか。

平澤
CM制作にあたっての具体的な方針について、お話しさせていただきました。特に印象的だったのは、マルイさんからの「CMとして公開はするものの、コンテンツとしても自立するような作品にしてほしい」というご要望でした。マルイ自体のことを説明する、というよりは、マルイが大事にしているコンセプトを作中に織り込むようなオリジナルアニメーションにしてほしい、と。

アニメ!アニメ!ロゴ

トピックスRSS

ランキング