『恋人たちの予感』『ユー・ガット・メール』の監督/脚本家、ノーラ・エフロンが死去

AOLニュース / 2012年6月27日 15時10分

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ハリウッドが誇る監督/脚本家であるノーラ・エフロンが、26日にニューヨークの病院で亡くなった。享年71歳であった。

<The Washington Post>によると、彼女が6年前から煩っていた血液疾患と脊髄形成異常症による合併症が死因であるようだ。

『めぐり逢えたら』(1993年)、『ユー・ガット・メール』(1999年)、遺作となってしまった『ジュリー&ジュリア』(2009年)など多くのヒット作品を手掛け、アメリカのトップ・フィルムメーカーであったノーラ。しかし彼女の才能はそれだけではなかった。熟練したエッセイストであり、小説家であり、レポーターでもあったのだ。知っている人は多いだろうが、彼女は元々新聞記者である。大学卒業後、<the New York Post>にジャーナリストとして務めたノーラは、70年代における女性のムーブメントについて研究し、<Esquire>の記事も執筆していた。

1996年、そんな彼女が母校であるウェルズリー大学で行った卒業スピーチにこんなものがあった。「たくさんの道がある中で、あなたたちの選択したものがなんだっていいけど、それが "女性だから"って理由で選んだものじゃないことを願うわ」「あなた方が既存のルールをぶっ壊しちゃうようなやり方を見つけられるように、そしてそこで少々のトラブルを起こしてくれるように望むわ。あなたが女性の代表として少々険しいいばらの道を歩いてくれることをね」

観る人の立場や置かれた環境はどうあれ、ノーラの作品は全ての女性に共感と大きな勇気を与えてくれるものばかり。なぜなら、実際のノーラという人物が上記のスピーチの内容を実践できるだけのウィットに富み、ガッツに溢れた人物であったからだ。

ノーラの訃報を聞いた映画界の友人たちがメッセージを贈っているので、ここで紹介したい。

ロージー・オドネル
(『めぐり逢えたら』、オフ・ブロードウェイ作品『Love, Loss and What I Wore』に出演)
「ものすごくショックを受けているわ。ノーラは親友だったからこれからものすごく寂しくなるわね」

トム・ハンクス
(『めぐり逢えたら』、『ユー・ガット・メール』などに出演)
「ノーラ・エフロンはジャーナリストでありアーティストで、何が重要であるかをわかっていた人物だった。うまくやる方法と何が本当に価値のあるものかってことをね。だから彼女は魅力的だったんだよ。映画の撮影の時もノーラは自分の持っている知恵とウィット、そして愛情を持って僕らを支えてくれていたんだ。出逢えただけで幸運だったと思えるような女性さ。リタと僕は大切な友人を亡くしてとても悲しいよ」

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