北野武監督、『アウトレイジ ビヨンド』プレミアで「新しい時代の映画」と自信

AOLニュース / 2012年9月19日 10時57分

北野武監督、『アウトレイジ ビヨンド』プレミアで「新しい時代の映画」と自信

『HANA-BI』』(97)、『座頭市』(03)などで知られる北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』ジャパンプレミアが9月18日(火)千代田区イイノホールで開催され、北野武監督をはじめ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁ら役者陣が集結した。


第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品された本作は、現地で上映後に観客が総立ちとなって拍手喝采をするなど非常に高い評価を得た。惜しくも賞は逃したが「向こうではやたらウケました。(現地にある自分の)ファンクラブの会員と酒を飲みながら『最高傑作』と評価してもらった。あ、酒をおごったのはオレなんだけど(笑)」と自信のほどをのぞかせた。

『アウトレイジ ビヨンド』は関東の暴力団組織「山王会」の内部抗争を描いたバイオレンス映画『アウトレイジ』の続編だ。獄中死したはずの大友(北野武)が生きていて、警察の策略により突如出所するところから東西2大派閥の抗争に巻き込まれていく。前作からの続投となる三浦は「一番上まで上り詰めましたので、その人間の末路をみていだだきたい」と語ると、加瀬も「出世して若頭になったのですが、どうやら器じゃなかったようで、ひどい目に遭いました」と下克上をした人間の末路を語った。また、初参加となった西田は「念願だった北野監督の作品に出演できて本当にうれしい。怒号が飛び交うシーンで大声を出したおかげで、体の中にあった膿みたいなものが全部出てスッキリ。血圧が下がりました。」と満面の笑顔を見せた。

豪華な役者陣を迎えたことに対して北野監督は、「出演した役者は、全員主役をはれるような人たちです。当然、ギャラが相当かかってます。事務所としても大変です。なのでみなさん、友達を誘って観てもらえればどうにか赤字を解消できます。」と会場を笑い誘った。また高倉健の任侠映画や、深作欣二監督の『仁義なき』シリーズといった映画を引き合いに出しながら、「新しい時代のエピソードのひとつといえる暴力映画が撮れたと思っています。」と力強い言葉で最後を締めくくった。

「アウトレイジ ビヨンド」は10月6日より、新宿バルト9&新宿ピカデリーほか全国ロードショー。




(C)2012「アウトレイジ ビヨンド」製作委員会

「アウトレイジ ビヨンド」(原題:OUTRAGE BEYOND)
ストーリー: 北野武監督・主演のバイオレンス映画「アウトレイジ」の続編。前作で関東最大の暴力組織となった「山王会」は勢力を拡大し政治の世界まで手を伸ばし始め、ついに警察が組織壊滅のため動き始める。警察が目を付けたのが関西最大の暴力組織「花菱会」。表面上は友好を保っている2大組織の対立を目論み、刑事・片岡(小日向文世)は裏で策略を仕掛ける。そんな中、前回の抗争で獄中死したはずの大友(北野武)が生きていて、突如出所することに。大友の意志とは裏腹に、2大組織の対立に巻き込まれていく。
監督: 北野武
キャスト:ビートたけし 、西田敏行、三浦友和、加瀬亮 他
上映時間: 112分
2012年/日本

オフィシャルサイト

【関連記事】

AOLニュース

トピックスRSS

ランキング