キャサリン妃妊娠の過熱報道の中、ニセ電話とった看護師が自殺...かけたDJたちは謹慎

AOLニュース / 2012年12月8日 12時0分

第1子を妊娠した英ウィリアム王子(30)の妻キャサリン妃(30)が入院していた病院で、エリザベス女王などを装った豪ラジオ局からの偽電話を取り次いだ女性看護師ジャシンサ・サルダナ(Jacintha Saldanha)さんが、現地時間7日朝、病院近くで意識不明の状態で倒れているのが見つかった。サルダナさんはその後すぐ息を引き取り、死因は自殺と見られている。

<サルダナさんが勤務していた私立エドワード7世病院>


キャサリン妃ご懐妊の朗報から連日世界中で報道が過熱しているが、それが悲劇を生んでしまった。ウィリアム王子とキャサリン妃はニュースを受けて「入院中は病院スタッフの皆さん全員に、大変良く面倒を見ていただきました。深い悲しみを覚えています」と追悼の意を表明したと、<BBC>や<Daily Mail>が伝えている。

病院の声明によれば、サルダナさんはキャサリン妃が入院していたエドワード7世病院で4年以上勤めていた「第1級の」看護師で、職場の同僚から尊敬され、人気も高かったという。彼女には夫と2人の子供がいた。

先日お伝えしたいたずら電話事件では、オーストラリアの人気ラジオ局「2Day FM」のDJをする2人が4日早朝に、エリザベス女王やチャールズ皇太子を装って病院に電話をかけ、「私の孫娘の様子を知りたい」とサルダナさんに病棟に電話を繋ぐよう依頼した。

偽電話がかかってきた朝の5時半という時間帯から病院の受付はその時勤務しておらず、看護師のサルダナさんが代わりに電話を取り次いだのだが、キャサリン妃の容態などを伝えてしまったのは彼女ではなく、病棟で勤務していた別の担当看護師らだった。

英王室は、この件に関して病院側をとがめることはなかったとしている。病院側は、再発防止のため電話の取次ぎ方法を見直すとコメントしていたが、サルダナさんに対して何も罰したような事実はなく、動揺した彼女をサポートしていたという。

<容態が改善し退院したキャサリン妃とウィリアム王子>
<HuffPost Live>のコメンテーターによれば、オーストラリアの放送法では、放送免許所有者は放送内容で人物が特定される場合、録音されている人物にそのテープが録音・放送されるという事実を知らせる義務があり、電話をかけたDJの2人が違法行為を犯した可能性もあるという。しかし、それが人気ラジオ局の起訴に至る可能性は低いとのこと。

<HuffPost Live:(キャサリン妃の)看護師が死亡して発見される>
【7日午後更新情報】いたずら電話を録音して放送したオーストラリアのDJ、メル・グレイグとマイケル・クリスチャンは電話した翌日の5日に謝罪したが、非難が相次いでいることからか、今回のニュースの後に2人ともツイッターのアカウントを削除した。ラジオ番組のエグゼクティブ・プロデューサーであるダニエル・ベントリーは、「 メディアの取材に応じないよう命じてあるので、彼らに電話するのは止めてください」と<TMZ>にコメントしている。

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