続編もある? 『ワールド・ウォーZ』敏腕女プロデューサー、デデ・ガードナー語る

AOLニュース / 2013年8月6日 11時16分

続編もある? 『ワールド・ウォーZ』敏腕女プロデューサー、デデ・ガードナー語る


恐ろしい"アンデッド"たちが怒涛のごとく迫りくる!! これまでにも『ドーン・オブ・ザ・デッド』など速い動きのゾンビは現れたが、『ワールド・ウォーZ』のゾンビはそれらの比じゃない! 速さもそうだが、何しろ規模が違う。ブラッド・ピット主演最新作の本作でブラピと共にプロデューサーを務めるデデ・ガードナーが来日。『食べて、祈って、恋をして』や『ツリー・オブ・ライフ』といった作品を生み出してきた彼女への単独インタビューに成功した!



本作が通常のゾンビものと大きく違うのは、終末思想漂う未知のウィルスによる、近い未来に実際に起こりうるかもしれないパンデミックものだという点。そして世界を救うために立ち上がるその人こそがブラピであり、本作はブラピ映画史上、全米で最高のオープニング記録を叩き出した!

「楽しんでもらえたかしら?」とフランクに話し始めたデデ・ガードナーは知的な雰囲気漂う女性。ブラピが当時の妻だったジェニファー・アニストン(もちろん今、ジェニファーは抜けている)と2002年に立ち上げた製作会社プランBエンターテインメントの社長である。「日本はとても映画好きな人が多い国よ。重要なマーケットね。だからこそ、日本でつまらない作品は出せない」と言い切る姿が何か(女性だけど)男らしい。


本作は人気小説がベースだが、複数の人物が自分の体験した出来事を語る形式のため、いわゆる"主役"がいない。つまり、映画版でのブラピの立ち位置だ。「7年前に小説のゲラを読んだの。その時から映画化を考えていたけれど、実際に映画にするには色々変えなければならなかったわね。まずは主役を作らないと(笑)。原作では世界中で様々な人が、そこの文化を交えながら語っていく。そうしたレポートを書くことのできる主人公は誰だろうと考えたの。それは多くの国で多くのことを見て、経験してきた人に違いない。だから、国連の捜査官であるジェリーが生まれたのよ」。

正確に言うと、ブラピ扮するジェリーは"元"国連捜査官。今は家庭人として朝はパンケーキを焼き、家族を車で送り出す平和な日々を送っている。そこに降って沸いた世界の危機。国連を追われるようにして後にしたにも関わらず、彼は呼び戻され、世界を救うヒントを探しだす任務のため、家族と引き離されてしまう! 

興味深いのは、ジェリーがヒーローヒーローしていないこと。たとえばこれがトム・クルーズだったり、シュワちゃんだったり、ブルース・ウィリスだったならば、観客は「主人公、絶対に生き残るよね。どんな場所に行ったって、スーパーな活躍を見せてくれるよ」と頭のどこかで思ってしまう(しまうというとマイナスに聞こえるが、それはそれで彼らの魅力)。だがブラピの場合は、生活へのリアリティが伴い、母性本能くすぐる危うさも持ち合わせているため、「あぁ、ブラピ、大丈夫?」と一緒になってハラハラしてしまうのだ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
AOLニュース

トピックスRSS

ランキング