テレビの「やらせ」「演出」問題 衝撃のADファックス事件

AOLニュース / 2013年12月18日 13時0分

テレビの「やらせ」「演出」問題 衝撃のADファックス事件


 BPOのサイトってのは面白いよな。いちいちテレビで出てきたネタに対して、頭から湯気を立てて怒る方々の意見が紹介されていて、仕事に疲れた合間の息抜きのひと時をBPOのサイトで過ごしております。いやぁ、これも素敵な意見ですねぇ。


 "「年末年始に行きたい海外旅行のお勧め人気ランキング」でソウルが第3位と伝えていた。いったい何を根拠にこのような結果を出したのか。ほんの僅かな調査で、あたかも全てであるかのような伝え方はするべきではない。色々な角度からトータルに判断するべきではないか。因みに私が見たサイトでは、第9位だった。テレビの影響力を考慮し、正確な調査結果を伝えるべきだ。"

 こうした意見を見ると、実にマジメな方々が日本のあちらこちらで「これでは日本がおかしくなる!」とばかりにパソコンの前に陣取り、パタパタパタ、パーン(Enterボタンを叩く音)なんてやっているのだと感じ、実にほほえましくなります。

 さて、こうしたテレビにおける諸問題ですが、重要なのは「やらせ」と「演出」の違いでしょう。フジテレビの亀山千広社長が、打ち切りとなった『ほこ×たて』を「演出」と言い張ったのも記憶に新しいところです。

 まぁ、テレビってそんなもんじゃないですかね。私も以前、某番組で「節約レシピ対決」みたいな番組にかかわったことあるんですよ。で、この番組、視聴者に見えるところでは「芸能人がガチで対決! 安い方が勝ち!」なんてことを競っているわけですが、番組の打ち合わせをしていたら、ADがいきなり息せき切って会議室に入ってきて「○○先生からやっとレシピのファックス来ました!!!」なんて言うわけですよ。

 なんのこたぁない、料理の専門家が激安料理を芸能人のために考えてあげていたというわけですね。まぁまぁ、これも「演出」の範囲なので許してあげようよ、ガハハハ、なんて若き日の私は思ったのでありました。

(文・中川淳一郎)

AOLニュース

トピックスRSS

ランキング