オバマもハマる英語圏の大流行語「セルフィー」(自撮り写真) 日本にも逆輸入で浸透中

AOLニュース / 2013年12月19日 15時51分

オバマもハマる英語圏の大流行語「セルフィー」(自撮り写真) 日本にも逆輸入で浸透中


史上最多となる4語が大賞を受賞することとなった今年2013年の「ユーキャン新語・流行語大賞」。対して、英語圏の国では、ある1つの言葉が断トツで"流行語"に輝いたようだ。


その言葉は、「selfie」(セルフィー)。この言葉、日本語に訳すと、「自撮り写真」となる。つまり、スマートフォンなどのカメラで自分を撮ること、そしてその撮影した写真を指す言葉だ。英オックスフォード辞典が選出する2013年の「オックスフォード・ワード・オブ・ザ・イヤー」に輝いたこの「selfie」。その流行の仕方は、欧米各国でとてつもないことになっている。

日本では一般的に、自分で自分の写真を撮るという行為は、若い女性がすることが多い。たとえば、サイバーエージェントが運営する「メイクme」というスマートフォン用"女性限定"サービスは、若い女性たちがメイクを施したうえで自信のある自撮り写真を投稿し、「かわいい撮り方」や「メイクの仕方」などについて質問したり答えたりといった交流をするコミュニティサイトだ。2013年5月の提供開始から同年12月までのおよそ7カ月で同サイトに投稿された自撮り写真は約10万枚、1日に1000枚のペースということで、若い女性にとって"自撮り"が日常的な行為であることが数字から読み取れる。

これに対し、欧米諸国で流行している「selfie」は、若い女性を中心に流行っている性格のものというわけではない。若い男性からおじさん世代、そしてセレブリティ―まで、あらゆる人たちがセルフィーしているのだ。

その最も顕著な例は、アメリカのオバマ大統領もこれにハマっているということ。奥さんであるミシェル・オバマがSNS「Instagram」に愛犬と写ったセルフィーを投稿していることから、家族そろってハマっていると思われる。そしてオバマ大統領自身は、12月10日に行われたネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の追悼式に出席した際、式の最中にイギリスのキャメロン首相やデンマークのシュミット首相とともにセルフィーしているところを撮られてしまい、これに対し「(厳粛な場には)不適切な行動なのでは?」という批判が出ている。すっかり"セルフィー癖"が付いてしまっているようだ。

市井の人々だけでなく、このように各国の政府首脳にまで広まっているセルフィー。既に応用形も登場しており、ツイッターなどで「helfie」や「belfie」と入力して検索してみると、顔をメインに撮るのとは違った自撮り写真が多数出てくる。これらは、「selfie」から派生した言葉であり、「helfie」は髪の毛・髪型の自撮り写真、「belfie」はお尻を中心とした後姿やバスト周辺といったちょっとセクシーな性質もある自撮り写真だ。若者たちは、場面場面でセルフィーを使い分けているようである。

先に触れたように、日本においても自撮り文化は古くから存在しているが、最近ではこの「selfie」という英語が徐々に浸透し、逆輸入的に流行し始めている傾向が見られる。ツイッターでは、「セルフィー」というカタカナ日本語を使ったうえで自撮り写真を公開する男性ユーザーも複数。情報に敏感な若者たちが、英語圏の流行を察知して既に使い始めているようだ。今後、この新語の影響により、日本国内の"自撮り人口"は増加していくかもしれない。

【参照リンク】
・今年話題になった selfie を最も撮っている有名人とは?
http://www.tsukaueigo.com/archives/celebrity-selfies.html

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