淡路恵子さんが愛したドラクエ その超一般庶民的な3つの魅力

AOLニュース / 2014年1月20日 22時0分

淡路恵子さんが愛したドラクエ その超一般庶民的な3つの魅力


女優・淡路恵子さんが亡くなりました。淡路さんといえば、RPG『ドラゴンクエスト』シリーズが大好きな方として知られましたが、淡路さんは

「ラスボスがいるダンジョンに到達したら次の作品が出るまで時間があるのでその『ぼうけんのしょ』は保存し、新たにレベル1から再開する」

といった発言をするなど、ドラクエの魅力を存分に理解した方でした。


で、こうなったら私も淡路さん同様、ドラクエがいかに素晴らしいかをここで熱弁してみます。『X』以外をやっている私が、それ以前の作品の順位をここで並べます。

III V VI IV VII II VIII IX I

いや、いずれも素晴らしいゲームなのですが、ドラクエシリーズ全体に通底する素晴らしき要素を3つ紹介しましょう。我々、一般庶民が楽しめる的なものになっています。

【1.余計な遊びがある】
『I』のローラ姫や街の女と一緒に宿屋に泊った後の「ゆうべはお楽しみでしたね」に始まり、「ぱふぱふ」や「うまのふん」を握った時に手が臭くなるところ、ムダに「トンヌラ」が数多く登場するところなど、ドラクエシリーズは「ネット時代のツッコミを待っていたのか!」と思うほど、余計な遊びがあります。

こうした余計な遊びという名のディテールに我々プレイヤーはクスッとしてしまうのです。あとは、『V』で仲間になりたいモンスターを仲間にしないという決断をしたら、「寂しそうに去っていった」といった説明が出るのも切なく、素晴らしいですね。

【2.世間の理不尽さを実感できるも最後は成功できる】
前出、『V』の仲間モンスターについてですが、キラーマシン、ヘルバトラーといった超優秀モンスターはなかなか仲間になりません。しかしながら、「あぁ、あのキャラがオレと一緒に歩いていたらどんだけステキだろうか......」といった夢のような感情を常にこうした仲間になりにくいモンスターは抱かせてくれるのです。

通常、手に入れたいものなど手に入りません。でも、手に入った時の喜びったら!!! 私なぞ、『VI』でキラーマシン2が仲間になったのは大学生の時だったのですが、この時の感覚があったからこそ、就職活動でも内定が決まった時に嬉しく思えたのです。

また、こうした希望通りにならなかったとしても、大抵の場合はラスボスを倒せるわけです。となれば、「理想通りの人生ではなかったけど、そこそこ良い人生かな」と最後は思えます。まさにドラクエは人生の縮図でもあります。本番の人生の良いシミュレーションになるのです。

【3.どんどん良いものが手に入る】
最初は「銅の剣」で満足していたのに、「鋼の剣」や「ブーメラン」などが欲しくなり、さらには「破壊の鉄球」「メタルキングの剣」など、超高額なものも手に入れることができます。実際、我々は欲しい物を手に入れることなどほぼムリですが、ドラクエの世界では、プレイしまくることによりゴールドを稼ぎ、憧れのモノを誰でもGETできるのです。

そして、普段の人生では、MLBの選手が年俸20億円とか、上場社長が株を売却して100億円をGET! なんて話を聞いたら「チッ」なんて思うかもしれませんが、ドラクエの世界では、誰もが平等なんですよね。

嫉妬の感情がない。これも魅力の一つではないでしょうか。私はこれからドラクエVのDS版でヘルバトラーを仲間にしにいきますね。それでは皆様も楽しきドラクエライフをお送りください。

文/中川淳一郎(編集者)

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