全日空の白人揶揄CM 業界人は審査を通過したことに疑問呈す

AOLニュース / 2014年1月22日 22時0分

全日空の白人揶揄CM 業界人は審査を通過したことに疑問呈す


全日空のCMに苦情が寄せられた件が、各所で取り沙汰されている。お笑い芸人・バカリズムが金髪カツラとゴム製の長く伸びた鼻をつけ、同社の「羽田空港で国際線増便」をアピールしたもの。これが、白人を「ステレオタイプ」で見ており、「差別的」だとして、外国人コミュニティも含めたネット上を中心に、物議を醸したのだ。


そもそも、オンエアする前にこれが問題だという意識はなかったのか――こうした疑問も出てくることだろう。広告会社関係者が語る。

「通常、CMも含め、広告を出すにあたっては、広告会社の法務関連の部署が、問題があるかどうかをチェックするものです。私からすると、この内容がスンナリと法務を通過したのが驚きです」。

だが、過去のバラエティ番組では白人を表現する際、つけ鼻・金髪カツラ・たどたどしい日本語といった演出もあった。もしかしたら、この時に抗議が寄せられなかったという「前例」があったが故に、法務関連部署は今回「通した」のかもしれない。

そして、前出・広告会社関係者はこう続ける。

「制作者の側に、『中国人や韓国人などの黄色人種やアジアの国の人々、そして黒人を揶揄しているワケではない。白人だからいいだろう』という意識があったのだとすれば、それこそタチが悪い。まさに、『白人は我々より上。故に彼らを揶揄するのは差別ではない』という意識があらわれているからです」

また、CMというものは、オンエアするテレビ局の「考査」という部署の審査も受けるもの。この部署の審査も通ったということは、この表現に問題ナシと考える人がいかに多かったかの証左といえよう。

【参照リンク】
・ANA 公式サイト
http://www.ana.co.jp/ 

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