一流の職人やアーティストに学ぶプレゼンテーションの本当の極意とは?

AOLニュース / 2014年1月24日 18時15分

一流の職人やアーティストに学ぶプレゼンテーションの本当の極意とは?


今日の"モノは言いよう"・・・『コンサートは、音を聴くだけのとこじゃない。何か気持ちをもって歌ってる男に、会いに行くものなんだ。』(矢沢永吉)

こんにちは!!年明けそうそう全国ではインフルエンザが猛威をふるっているようです。かくいうぼく自身も先日、まさかの感染直撃。関節は熱をもって痛むし、頭痛が激しすぎて文字や画面を見る気にも全くならず、横になって震えているだけ。熱は一時は39.7度まであがり、ステマブロガーのコメント欄ばりに大炎上してしまいました。よく、伝説的なハードワーカーがインフルエンザでも仕事していた、みたいな偉いんだか迷惑なんだかわからない都市伝説を耳にしますが、あれは嘘でしょうね。実際かかってみると、仕事をしようみたいな気持ちは秒速で太陽系の彼方までふっとびます。プロにとっては体調管理も仕事のうち。風邪をひくなんて恥ずかしいことですよね。
全国のハードワークドランカーである皆様におかれましては、あまりに仕事に熱中するあまり御自身の体調を後回しにされることも多いかもしれませんが、大人になってからのインフルエンザ、くれぐれも気をつけてください。何より風邪をひくと仕事ができなくなりますから。


さて、インフルエンザで一週間ほど寝込みましたが、今週から仕事を再開。寝込んでいる一週間はほとんど食事ができなかったため、6キロほど体重が落ちましたが、誰にも気づかれませんでした。体重が100キロ近くなると、5~6キロは外見的には誤差の範囲だということのようです。
それよりも気になったのが何人かに『オーラがなくなった』と言われたことです。体調が万全で気力も充実している人には、なんとなくオーラのようなものを感じることってありますよね。「覇気」とか「フォース」と言い換えてもかまいません。マンガやアニメのように実際に光や気体が身体から出ているわけではもちろんありませんが、その人の自信やセンスを細かい挙動から把握し、言語化こそできないものの、その価値を認識することを、なんとなく「オーラが出ている」と呼ぶのだと思います。
インフルエンザで弱ったぼくは少しだけ慎重な気持ちで仕事しており、普段のとりとめのない勢いがなく、相手にオーラがないと感じさせてしまったのかもしれません。そんなわけで、今日ご紹介したいことばは、我らが永遠の"BOSS"矢沢永吉さんの『コンサートは、音を聴くだけのとこじゃない。何か気持ちをもって歌ってる男に、会いに行くものなんだ。』というオーラに関する名言です。

矢沢さんのステージを見ていると、歌はもちろん、マイクスタンドを蹴り上げ、身体を揺らす動きや、曲と曲に間のMCに至るまで、圧倒的な色気に満ちていることにファンならずとも驚かされます。彼がステージに立った瞬間から、彼のオーラがステージの中央から会場の端っこまでを埋め尽くす感覚を味わうことができるのです。

実は、先日、それと似たような感覚を全く別のタイミングで味わいました。企画の仕事の師匠に、金沢にある日本の鮨界の頂点の一つ「小松弥助」にお連れいただいたのですが、そこの齢八十二を数える大将のオーラが圧倒的でした。鮨を握るときはもちろん、『そのまま(食べて)』とか『(醤油)ちょっとつけて』とお客に指示する時の挙動がめちゃめちゃビシッと決まっててかっこいいんですよね。
寿司屋のカウンターで矢沢永吉さんのステージを見ているときのような強いオーラをびんびんに感じるのです。これは、矢沢永吉さんも小松弥助の大将も、一挙手一投足のすべて、むしろ生き様そのものが芸になっているからこそ、生み出されるものなのでしょう。その人の生きざますべてに、寿司や歌に対するプロフェッショナリズムが息づいているからこそ、言葉では表現できない「オーラ」がその佇まいに現れるのだという気がします。そんなことを考えていると、隣の席で師匠がボソっとつぶやきました。

『プレゼンも同じだよね。しゃべってない時に何を伝えられるかだよね』。

正に、その仕事に対して、誰よりも深く考えていれば、自然とそれは挙動に現れ、クライアントにことばにならない説得力を感じてもらうことができる、ということなのだと思います。我々もついついプレゼンでうまくしゃべろうということばかり考えてしまいがちですが、小手先の伝え方を考える前に、まずは生きざまレベルでその仕事に没頭し、企画に対する確信が日常の振る舞いに現れるほどに、考え抜く、こういった一流の職人やアーティストのような姿勢を身につけていきたいものです。

矢沢永吉さんには他にも、『俺はいいけど、YAZAWAが何ていうかな?』という奇跡のひと言があります。これは一見すると分裂症気味の謎の発言ですが、実は"自分の基準ではいいような気がするけれども、理想の自分が求める基準に達しているかはまた別の話だ"という意味の、自分自身のレベルを高く設定して、簡単にGOを出さないプロフェッショナリズムの象徴のようなことばなのです。我々もビジネスのプロフェッショナルとして常に意識を高く持ち、『おれはいいんだけど○○が何ていうかな?』と自分に問いかけながら日々の仕事に向き合っていくうちに、周囲からオーラが自然と認識されるようになるのではないでしょうか。そしていつの日かプレゼンでクライアントが眠そうな顔をしていたら『プレゼンは、企画をきくだけのことじゃない。何か気持ちをもって提案している男に、会いに行くものなんだ。』って言い聞かせてあげましょう。

ちなみに小松弥助さんのお寿司は意識を失いそうになるくらい美味しかったことは、言うまでもありませんよね。

なお、先々週御紹介した『リアル脱出ゲームTV×日産 THE SECLET KEY』(http://www.thesecretkey.jp/)、おかげさまで大好評ですが、まだまだ挑戦者募集してます。エクストレイルをタダで手に入れるチャンスは誰にでも残されておりますので、謎に関する日本の最高峰のプロSCRAPが手掛けた珠玉の5問を皆様是非、チャレンジしてみてください。

(三浦崇宏)

【参照リンク】
・日産自動車×リアル脱出ゲームTV : The Secret Key
http://www.thesecretkey.jp/ 

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