【美女と妄想してみた。vol.19】ローラよ!泣いたっていいとも!

AOLニュース / 2014年3月28日 22時0分

【美女と妄想してみた。vol.19】ローラよ!泣いたっていいとも!


いつものように1時間の生放送を終えて、いつものように楽屋へと戻り、いつものようにお茶を飲む。いつもと違うのは、お茶が少しだけ濃いことと、そして今日がこの曜日の最終回だったということ。
あと4日か、と私は思う。長いようで、本当に長かった。最初は3ヶ月で終わるつもりでいたこの番組と、ここまで長年の付き合いになるなんて思ってもみなかった。しかし、感慨はない。そういった感傷に浸るのは私の趣味ではない。淡々と、粛々と、川の水がただ流れるように、あるいは木々の歯が風に揺れるように、それが私の流儀だからだ。

そんなことを考えていると、楽屋のドアの向こうから声がした。
「ハーイ! ローラだよ! 楽屋に入ってもいいかなー?」
こちらの返事を聞くまでもなく、彼女は部屋に入ってきた。ローラのそんな自由奔放なやり方が、私は嫌いではなかった。私は彼女の問いに答える。

「いいとも!」
私の名前は森田一義。日本中のみんなからは、タモリ、と呼ばれている。

(※注) 本記事は個人の妄想を勝手に書き連ねたものであり、以下の写真は本文の内容とは一切関係ありません。


「タモタモさん。今日で火曜日、最終回だったねー。ウフフ!」
ローラはいつものように、笑っている。何がそんなに楽しいのだろう、と一度考えてみたことがあるのだが、おそらく彼女は、生きていることそれ自体が楽しいのだろう。それは素晴らしいことであり、ローラの笑顔が他人を元気にさせてくれるのは、きっとそれが理由なのだ。生きていること自体への肯定。私の目指すべき場所もまた、そういったところだと日々思っている。

「ねえ、タモタモさん。今日ね、ローラ、タモタモさんにプレゼント持ってきたの!」
プレゼント? ついさっき、手作りのお菓子と、帽子を貰ったところなのに。
「こういうときじゃないと、渡せないやつなの。ほら見て? ジャーン!」
ローラの手には、一枚の封筒があった。そこにはつたない文字で『卒業証書』と書かれている。
「タモタモさん、卒業しちゃうから、一生懸命書いたんだよ? じゃあ読むね。ちゃんと聞くことー」
まったく、ローラは本当に自由だ。しかしその言葉通り、私は姿勢を正して椅子に座り直す。

「タモタモさんへ。卒業おめでとう! やっぱりちょっとだけはさみしいけど、いつものように笑顔でいなきゃダメだよー。そして今日は、タモタモさんにずっと内緒にしてた、一つのことを教えてあげるね」
ずっと内緒にしていたこと。一体何だろう。

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