息子のムスコをアレしちゃう衝撃映画『メビウス』を作ったキム・ギドクを直撃

AOLニュース / 2014年12月5日 20時0分

息子のムスコをアレしちゃう衝撃映画『メビウス』を作ったキム・ギドクを直撃


『サマリア』、『うつせみ』、『悪い男』などセンセーショナルな題材に挑み続けてきた鬼才キム・ギドク監督。2012年には『嘆きのピエタ』がヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し、世界的な評価を得る監督だが、その反動からか、監督史上、いや、映画史上最も壮絶なヒューマンドラマ『メビウス』(12月6日公開)を完成させた。


物語はこうだ。とある上流家庭。浮気をしている夫の性器を妻が切り落とそうとする。しかし、それに失敗し、収まらない怒りの矛先は息子のムスコへ。切り落とした妻は、そのまま失踪してしまう。


空いた口がふさがらないが、これはまだ冒頭のお話。さらに続きが...。

15歳にしてソレを切り取られた息子は生きる自信を無くしてしまう。父は、息子の姿をみて、罪悪感から自分の性器を切り落としてしまう。性器を失くした男たちは別の方法で快楽に到達する方法を見つける。"痛み"だ。ひたすらに自分の足の甲を石で削ることにより、その痛みが極限に達したときに"達する"のだった。奇妙なきっかけで父子の関係を取り戻していく二人。父は切り取った自分の性器を息子に移植することを決め手術は無事成功する。しかし、失踪した妻が家に戻ってきたことにより、破滅への一途をたどることに―。

【動画】http://youtu.be/5o8L-7wkS8U
<関連動画はこちら>

どうしたらこんな映画が思いつくのか。来日したキム・ギドク監督を直撃した。


-『メビウス』はどういった構想で製作されたのですか?

監督:私は人一倍性欲が強い人間なんです。人間が起こす犯罪には二つの欲が絡んでいると思います。一つは「お金」、もう一つは「性欲」です。私は『嘆きのピエタ』で「お金」をテーマに描きました。今回は「性欲」に特化した作品を作ろうと思ったことがきっかけです。性欲を極限まで求める人間を描くにはまずその根源となる性器を切り取ってみよう。そうしたら人間がどう行動するのか、それを描きたかったのです。

-おお、自分への戒めを込めた大胆な設定。スゴすぎます。
女優のイ・ウヌが一家の「母」と夫の浮気相手である「女」を見事に一人二役で演じ分けていましたが、彼女についてはいかがでしたか?

監督:実は、最初は一人二役の設定ではなかったのです。母役は別の女優さんが演じていて、撮影も進んでいたのですが、その女優さんが諸事情で降板してしまったのです。映画を撮れないのは困ると思ったときに、イ・ウヌさんの演技の素晴らしさに注目しました。彼女に母役も演じて欲しいとお願いしたところ、快諾いただきました。『メビウス』というタイトルにさらに意味を持たせる素晴らしい結果になったと思っております。

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