テディ・ライリー、ホイットニーへの賞賛やバンドの再結成を語る

AOL ミュージック / 2012年4月11日 17時20分

Filed under: theBoomBox, インタビュー, 結成・解散, Hip Hop・R&B

テディ・ライリーといえば、常に歴史を作る男として知られてきた。ニューヨークはハーレムに生まれた彼は、さまざまな音楽の歴史的瞬間に立ち会ってきたのだ。ヒップホップの新世代をけん引し、ダグ・E・フレッシュ&ザ・ニュー・ゲット・フレッシュ・クルーの1985年のデビュー作「The Show」も手掛けた。さらに新たな音楽ジャンル "ニュー・ジャック・スウィング" を生み出し、キース・スウェットの『Make It Last Forever』と、ライリー率いるトリオ、ガイのデビュー盤という80年代のR&Bの作品もプロデュース。マイケル・ジャクソンとはアルバム『Dangerous』でコラボし、90年代にはR&Bトリオのブラックストリートも結成した。

ライリーはレディー・ガガの2009年のアルバム『The Fame Monster』収録曲「Teeth」も手掛けるなど、今なお精力的に活動中。現在はブラックストリートとガイの再結成プロジェクトを仕上げているところで、落ち着く気などまったくないようだ。そう、彼は常に動いているのだ。そんなライリーに<The BoomBox>がインタビューを試みた。

The BoomBox: ブラックストリートの再結成は、どのくらいぶりですか?
テディ・ライリー: 今ちょうど、(再結成に向けて)取り組んでいるところだよ。シングルをリリースしようと思ったんだけど、全体的に時間をかけたいと思ったからやめた。(曲を作るのは)家を建てるようなものだよね。間取り図も、そして各部屋もそれぞれ違うだろ。それこそが、ブラックストリートの新作への僕の見方なんだ。

それは、チャウンシー・ブラックやデイヴィッド・ホリスター、マーク・ミドルトン、エリック・ウィリアムズといったオリジナルメンバーを指しているんですか?
僕たちはいつも、黒人版メヌード(プエルトリコ出身のボーイズグループ)として知られてきた(笑)。メヌードはひっきりなしにメンバーを変えてきたけれど、グループのオーナーは常にいた。僕とチャウンシーは今回のブラックストリートのプロジェクトが終わったら身を引き、まったく新しいラインアップを作るつもりなんだ。

ブラックストリートのプロジェクトでは、昔ながらのアプローチを採用している気がします。そのやり方で、現在のオンライン・ダウンロードの世界で成功すると考えていますか?
僕は自分らしくいかないと。それこそが、自分が知っている音楽制作の唯一の方法だからさ。ファンにも作品を選んでほしいと思っているし、皆には音楽の一部になるチャンスを与えたいんだ。本当はバレンタインデーに向けたシングルを作りたかったんだけど、あせらず行くことにした。僕やメンバーのためにスタジオを手に入れて、皆でそこに暮らす予定さ。これで、すべてのものから距離を置くことができる。素晴らしいアルバムを作ろうと思っているんだ。

今回のプロジェクトに際し、レーベルはあるんですか?
今ちょうど取りかかっているところだよ。僕自身のレーベルになるだろうけど、大きな代理店も探しているんだ。インディーでいたいけれど、その一方で多くの人に聴いてもらいたいってのもあるからね。

ブラックストリート「Baby Be Mine」ビデオ

ホイットニー・ヒューストンとは、ボビー・ブラウンのデュエット曲「Something In Common」で共演していますよね。ホイットニーの思い出はありますか? アーティストとしてでも、または1人の人間としてでも。
新たな "ホイットニー・ヒューストン" が登場するまでには、長い時間がかかるだろうね。ビヨンセは比較的近い存在だと思うけれど、ホイットニーは常に、どんな音楽ジャンルのファンからも愛されていた。そう、カントリーやロック、ポップ、そしてR&Bといったジャンルってことだよ。彼女は「I'm Every Woman」でファンキーな一面を見せたし、ゴスペルにも挑戦した。ワイクリフ・ジョンとはレゲエだって披露したじゃないか! それこそが僕の思う、マルチなアーティスト像なんだ。彼女のレベルで同じことを成し遂げた人はいない。もしまだホイットニーが生きていたら、僕らは皆、君のことを愛していたと伝えたいね。

あなたはキース・スウェットからボビー・ブラウン、そしてマイケル・ジャクソン、レディー・ガガともタッグを組んできました。25年以上やってこれたのは、どうしてでしょうか?
今も音楽が大好きなんだ。彼らとは一緒に歴史を作ったよ。マイケルのような素晴らしいアーティストと仕事をすれば、それに見合うだけの最高の作品が作れるんだってわかるはずさ。本物と呼ぶにふさわしい作品を作る方法も身に付く。僕はとても恵まれているよ。今はTVの企画を抱えているんだ。『The Life of Riley』という、自分の人生についての番組さ。ちょうど契約を済ませたところでね。僕と僕の娘や息子、ブラックストリート、ガイが登場するよ。

それはビッグニュースですね。ガイの再結成も見られるってことでしょうか?
そうだよ。アーロン(・ホール)とダミアン(・ホール)とね。アーロンとは話をしてきたんだ。ツアーもやるかもしれない。ガイがニュー・エディションと一緒にツアーできたらすごいことになるんじゃないかな。それこそが究極の目標なんだ。大口のスポンサーも獲得できればいいね。

ガイ「Dancin'」(ビデオ)

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