【コーチェラ】トゥパックがホログラムで登場!第1週レビュー

AOL ミュージック / 2012年4月18日 16時20分

Filed under: ニュース, Spinner, Arctic Monkeys, New Order, David Guetta, Snoop Dogg, Radiohead, コンサート・フェスティバル, The Black Keys, Dr.Dre, Flying Lotus

カリフォルニアの砂漠で開催されるアメリカ最大の音楽フェス、コーチェラ。2週に渡って繰り広げられるこの巨大な音楽の祭典も今年で13年目になる。規模がどんどんと大きくなってゆき、例年ビッグなアーティストがヘッドライナーを務める事も話題だが、一方ではインディなバンドやロック以外のクラブ系やヒップホップのアクトが多数出演することや、トレンドや音楽シーンの現在が反映されたラインナップもこのフェスの魅力である。さて、そういうわけでつい先日第1週を終えたばかりのコーチェラ・フェス2012を振り返ってみたい。

まず今年のヘッドライナーを務めたのは、話題の米ロック・デュオ、ブラック・キーズとイギリスからはレディオヘッド、そしてDr.ドレー&スヌープ・ドッグという文句無しのビッグ・アーティストたち。ブラック・キーズが出演した初日は生憎の雨だったが、それをものともしない熱気で各会場大盛り上がりだったようだ。他にもパルプ、アークティック・モンキーズ、活動再開したマジー・スターなどが出演。加えて、今年は例年にもましてEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージックの略)勢が多数出演しているのが特徴的だった。

近年Deadmau5やスクリレックスなどがグラミーにノミネートされるなどダンスミュージックが再び大きな盛り上がりを見せているが、コーチェラでもレイヴテントなどが設置され、各ステージがダンスフロアと化していた。特に初日は大人気のスウェディッシュ・ハウス・マフィアを筆頭に、アフロジャック、巨大なビジュアル・インスタレーション"ISAM"とともに複雑で美しいテクノ・ミュージックを生み出すアモン・トビンのステージは圧巻であった。少なくとも視覚的には今回一番のスペクタクルだったといえるだろう。他にはブレークボット、エド・バンガー、セバスチャン、ネオン・インディアン、グループ・ラヴ、アフロジャック、ダットシック、ラプチャー、M83なども観客に熱狂的に迎え入れられていた。

アモン・トビンの"ISAM"ライブ映像

レディオヘッドがヘッドライナーを務めた2日目。レディオヘッドとも親交のあるフライング・ロータスとSBTRKT、他にもプログレッシブ・ハウスのカスケイド、そして大人気DJデヴィッド・グエッタ、スウェディッシュ・ハウス・マフィアのメンバー、セバスチャン・イングロッソ、ゼッズ・デッド、マーティン・ソルヴェイなどEDM勢活躍も目立ったが、ニュートラル・ミルク・ホテルのジェフ・マンガム、ゴッド・スピード・ユー・ブラック・エンペラー、シンズなどインディ・ロック・ファンにとっては歓喜のラインナップも見逃せない。パンクの伝説バズコックス、ファイア・ホーズ、ニュー・オーダー、デペッシュ・モードの登場にも会場は沸いた。他にはバンクーバー出身の奇天烈なインディ・パンク・ジャズバンド、デストロイヤー、エレクトロのヒップスター、アジーリア・バンクス、ズート・ウーマンのメンバーであるジャック・ルコント、ル・リズムズ・デジタルズ、マドンナのリミックスでも話題のペーパー・フェイセズ、ロイクソップ、マイク・スノウなどなどが出演。

そして夜11時過ぎ待ちに待ったヘッドライナーのレディオヘッドがメインステージに現れ、2時間にも及ぶ壮大で圧巻のステージを展開した。そのスケールの大きさにフェス全体が圧倒され、熱気に包まれながらこの日は終了した。

レディオヘッドの新曲「Cut a Hole」のライブ映像

3日目は色んな意味で話題の多いアーティストが勢揃い。アット・ザ・ドライヴ・インの復活ライブにはロックファンが詰めかけたほか、メトロノミー、サンティゴールド、リアル・エステート、そして前日出演のフライング・ロータスのコラボレーターでもあるサンダーキャット。MPCを駆使したアラーブ・ミュージックのトランス、さらにザ・ウィークエンドはキャリア史上最大のステージでライブを行なった。さらにフレンチ・ハウスのジャスティス、古き良きジャーマン・テクノの香りがするモード・セレクターなども登場。そして、コーチェラ・ステージのヘッドライナー、ドクター・ドレー&スヌープ・ドッグという強力なヒップホップ・タッグがお目見え。

しかしこの日最も話題となったのは、ホログラムで登場した1996年に死去したトゥパック・シャクールと昨年死去したネイト・ドッグの2人だ。総勢4名の伝説的ラッパー達による共演は、ヒップホップ・ファンにとっては正に夢のような光景であった。




この豪華過ぎるコーチェラ・フェスは、まだ第一週目が終了したばかりだ。今週末は第2週目が開催されるので、再び各ステージでどのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか楽しみだ。

ホログラムで登場したトゥパックのステージ

【関連記事】

AOL ミュージック

トピックスRSS

ランキング