セックス・ピストルズ、「Belsen Was A Gas」幻のデモがネットに浮上【音源】

AOL ミュージック / 2012年9月13日 16時20分

シド・ヴィシャスがセックス・ピストルズに加入する前に書いたと言われているレア・ナンバー「Belsen Was A Gas」のデモ・バージョンが見つかった。

同曲は1977年からバンドのライブセットに加わったものの、正式な音源としてはライブ・バージョンと、サントラに収録された列車強盗として有名なロニー・ビグスが歌うバージョンしかない状態だった。しかし先日、バンドのバックカタログをVirginからUniversal Musicに移す作業を行っていた際に今回の幻の音源が発見されたのである。しかも、シド・ヴィシャスがベースを弾き、ジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)がボーカルをとったバージョンだ。

タイトルにあるように、ナチスの収容所をテーマにしたナンバーで、ロットンいわく「悪意に満ちた、バカバカしくろくでもない曲。本当はカッティング・ルームの床に捨てられるはずだった代物」なのだとか。いくらピストルズのコンセプトが "人の神経を逆撫でるショッキングな作風" であるとはいえ、当人たちにとってみてあまりに稚拙な内容だったということかもしれない。

ちなみに当時のベルゼンにガス室はなく、ほとんどは飢餓と感染症によって命を落としたと言われている。イラク戦争が激化していた2003年に活動を再開した際には、「Baghdad Was A Blast」とタイトルを変えて演奏したこともあった。

このデモは保管され、今月24日にリリースされる35周年記念ボックス・セット『Never Mind The Bollocks, Here's The Sex Pistols』 に収録される予定だ。

「Belsen Was A Gas」のデモ音源
<関連動画はこちら>

【関連記事】

AOL ミュージック

トピックスRSS

ランキング