オノ・ヨーコが語ったビートルズ解散の真実

AOL ミュージック / 2012年12月27日 16時0分

長年神秘のベールに包まれていたビートルズ解散の本当の理由が、新たに公開されたあるインタビューによって明らかになった。業界の大物であるジョー・スミスが行ったオノ・ヨーコとのものだ。



彼らの話の中で明らかにされたのは、オノがビートルズの解散を「離婚」と例えた本当の意味であり、それはバンド解散の核心に迫るものであった。

オノは、夫であるジョンが解散することについて快く思っていたと話し、当時のバンドには少しの緊張感ができていたことを認めた。「ビートルズはとても独立したバンドになってしまったわ。それぞれのメンバーも独立した存在になってしまったの」1987年のインタビューでオノはそう語っていた。

「実際、バンドを去りたいといったのはジョンが初めてではなかったの。ある晩、リンゴ(・スター)がモーリン(リンゴ・スターの最初の妻)と一緒に私とジョンの元へやってきてバンドを辞めたいと言ってきたのよ」と、解散するきっかけになった夜のことをリアルに語ったオノは、「続いてジョージ(ハリスン)、そしてジョンって言う順番で彼らはバンド解散の意思を示したわけなんだけど、ポール(マッカートニー)だけは違った。彼はビートルズを守ろうとした唯一の人だったの」と当時のメンバーの状況を話す。

「でもね、他のメンバーはポールが自分のバンドとしてビートルズを固持していくんだと思ったのね。当時ビートルズはポールのバンドみたいになってきてていて、他のメンバーがそれを良く思っていなかったのも事実よ」

また、オノは解散が自分とジョンとの関係性にも重圧を与えることになったと話している。「ジョンはバンドメイトを失い、全てのものが私に取って代わると思っていたようね」

オノから語られた話は、今年の10月にポール・マッカートニーがインタビューで明らかにした内容と一致する。ポールは「オノヨーコがビートルズを解散に追いやったのではない。既にバンドは解散状態にあったんだ」と話していた。

今回オノとのインタビューを行ったジョー・スミスがこれまでに取材をした、ハリソン、マッカトニー、ミック・ジャガー、レイ・チャールズ、ディヴィッド・ボウイのインタビューの録音記録が、米国議会図書館 のウェブサイトで聞けるようになっている(もちろん今回のオノとのインタビューも含めてこちらに保存されてある)。彼らの肉声が録音された貴重なものなので是非チェックしてほしい。

現在のオノは、音楽家や様々な活動家として活躍。最近ではメンズ・ウェアのデザインを行い、アパレル・ブランド「Opening Ceremony」でユニークなアイテムを販売している。

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