フィレンツェでのVFNO開催を待つ間、ロンドンでは業界人が勢揃い(フランカ・ソッツァーニ)

AOL ミュージック / 2012年10月17日 9時0分

フィリップ・トレーシー、クリストファー・ケイン、アーデム、メアリー・カトランズ、バーバリー、ピーター・ピロット:ロンドンのスターたちがこの数時間の間にみんな集まってきたわ。ひとつひとつのショーがそれぞれ違っていて、色彩さえもショー全体を貫く糸にはならなかった。

フィリップ・トレーシーは彼のショーをマイケル・ジャクソンに捧げたの。それぞれのジャケット、手袋、パンツが、彼の帽子(本物の芸術作品ね)を合わせるのにぴったりな土台となっていたわ。Chapeau!(帽子!)黒人モデルだけをフィーチャーした、全く他に類を見ない、創作力と創造力を見せつけたショーだった。

クリストファー・ケインは、淡い色調と幾何学的でシャープなシルエットの中に彼の女性像を再設計するの。彼は白から始めて、巧みなカットとコンセプトを完璧に実際に落とし込む力でコレクションを展開。さらなる円熟を感じさせるコレクションで、数年前に非常に彼を買っていたファッション・インサイダーたち(ドナテッラ・ベルサーチが最初)が完全に正しかったことを強調する結果になったわ。

アーデム(数年前に登場したばかり)は、ここ数シーズンにわたって独自のフェミニンでカラフル、ソフトかつ感覚的な、アップリケと非常に洗練された刺繍を重ねたスタイルね。

メアリー・カトランズは、ある物体を拡大してそれをオリジナルのプリントにするという彼女の典型的な試みを続けているわ。今シーズンは切手と、再度スワロフスキー・クリスタルを拡大したプリント。面白くて他に無い、ファッションに遊び心のある、変わった柄を楽しむのが好きな女性向けね。

バーバリーはトレンチコートを手直し。ボレロ・ジャケットや胸のすぐ下でカットしたブレザーにしていたり、伝統的なトレンチコートを膨らんだ袖、締め付けたウエストのような古くて逆に新鮮なシルエットや、例えばメタリックのような新しい素材にしていたわ。このあたりがショーの共通項だった。はっきりした色や対照色のドレスやトレンチコート、シャツなどにメタリックな素材。メンズにも使っていたわ。

ピーター・ピロットは、幾何学から白黒、ものすごくカラフルなものや民族調など、多様なパターンを組合せたプリントを好んでいて、2シーズン前ミッソーニが発表したアフリカにインスパイアされたコレクションを思い出したわ。それでも彼は自身のパーソナリティーとスタイルをしっかり維持していた。女性らしさとロマンチシズムへの明らかな願望が見て取れる、新しくて刺激的なコレクションの数々だった。そして明日は、フィレンツェでVFNO(ヴォーグ・ファッション・ナイト・アウト)ね。

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