千野志麻、罰金たったの50万円では済まない賠償地獄

アサ芸プラス / 2013年1月22日 9時58分

 いよいよスタートした2013年。さながら干支の蛇のごとく、ガブリとかみつかれ“スキャンダル”という猛毒が致命傷になりかねない有名人があとを絶たない。新春早々のハプニングの一部始終を以下─。

 正月早々、“チノパン”こと元フジテレビアナウンサーの千野志麻(35)が人身死亡事故を起こした。ところが、その原因を巡ってさまざまな噂が飛び交う異様な事態に‥‥。

 それは1月2日午後5時頃のことだった。実家のある静岡県沼津市に帰省中だった千野は、宿泊していた同市の「ホテルI」の駐車場から車で出発しようとしたところ、男性と接触した。捜査関係者によれば、

「千野さんは、駐車場出口へ走行中、ちょうど駐車し終え、運転席から降車した看護師の男性(38)を、前方にハネてしまったんです。さらにブレーキをかけなかったため、男性に乗り上げたのです」

 男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡。沼津署は、千野を自動車運転過失致死の疑いで書類送検する方針を固めた。ところが‥‥。

「本来ならあまりスピードを出さない駐車場での死亡事故ということで、ネットを中心に、その原因や事故直後の警察への通報の有無など、さまざまな情報が駆け巡った。中には、04年にフジテレビの『細木数子の人生ダメ出し道場』に出演した際のエピソードをあげて、『蛇が憑いているから水浴びをしろ』との細木の発言は、事故を予言していたものだ、と騒ぎ立てる人まで現れる始末だった」(現地で取材した記者)

 千野といえば、06年に結婚後もフリーアナとして活躍。ラジオやテレビなどのレギュラーも事故後は全て降板。今後のスケジュールが白紙になるほどのショックを受けているという。

「千野本人はすでに自宅に戻っているようですが、家族とも話せないほどで、憔悴しきっている。当初は軽くドンと“何かにこすった”程度の音で、とても死亡事故につながるほどとは思っていなかったようです」(前出・記者)

 千野の今後はどうなってしまうのか。刑法学者であり、日本大学名誉教授の板倉宏氏が解説する。

「すぐに119番し、逃走や証拠隠滅の可能性がないと判断されたため、逮捕はなく、悪質な過失ではないので、もし略式裁判で終わる場合は、50万円の罰金が妥当ではないでしょうか」

 だが、事態はそれだけでは収まらない。さらにその後、通常ならば民事裁判で賠償責任を問われるという。

 法律に詳しいライターの長嶺超輝氏が言う。

「まずは裁判費用。そして、被害男性が定年まで働いたとして得られたであろう利益によって算出した損害賠償額が約5000万円ぐらいと試算されるのではないか。プラス、遺族の精神的苦痛に対しての慰謝料がかかります。最終的に、合計7000万~8000万円くらいになる可能性があります」

 これで晴れて復帰かと思いきや、それだけでは済まないかもしれない。

「11年7月16日、人身死亡事故を起こした俳優の速水けんたろうさんは、自動車運転過失致死罪で起訴され正式裁判となりました。結果、禁錮2年・執行猶予3年の有罪判決が下された。千野さんも同罪で送検されるということで、略式裁判だけで済むかは今後の話し合いしだいでしょう」(前出・長嶺氏)

 華々しいセレブ生活を謳歌していたやさきの今回の事故。誰もが加害者になりかねないだけに、細心の注意を心がけたいものだ。

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