デビュー30周年で魅せた篠原涼子「女優の品格」(2)昔のエピソードを語る方針転換
アサ芸プラス / 2020年7月19日 9時57分

多くのアイドル出身女優は大成するにつれ、アイドル時代の過去を封印したがる傾向が強い。ところが篠原は、TPDに対してはいまだに恩義や愛着があるようで、13年に同グループが復活した際にはビデオメッセージを寄せ、今年の誕生30周年企画にも協力を惜しまないほど。
その一方で「黒歴史」として封印しようとしていた過去もあった。大ブレイク前夜から並行した、ダウンタウンとの「濃密」な関係だ。TPDメンバーだった91年から「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジ系)にレギュラー出演。現役アイドルながらコントの中で松本人志から思いっ切り頭を叩かれたり、「この乳なし!」と罵倒されたりと、体を張ってバラエティーで顔を売った。
バラエティー番組を手がける放送作家が当時の下積み時代を語る。
「どぎつい下ネタを振られることは当たり前。股間をタッチされたり、ボウリングの球を頭で受け止めたこともあったほどです。今の時代なら炎上間違いなしの過激な演出でしたが、当時はコンプライアンスもそこまで厳しくなく、ダウンタウンの2人もまだ若くてイケイケの頃。見るからにギラギラしていて、現場はいつもピリピリムードだった。篠原は歌手として売れっ子になると徐々に出演を縮小しましたが、当時からフェードアウトしたがっていましたね」
その後、本格的な女優に転身すると、篠原の口から当時のことが語られることはほとんどなくなった。ところが、最近は雲行きが変わってきたという。
芸能ジャーナリストの竹下光氏によれば、
「3年ほど前から、篠原がゲスト出演したバラエティーやトーク番組などで当時のエピソードを話すことが解禁され、昔からのファンを喜ばせています。今年4月にゲスト出演した『1周回って知らない話』(日テレ系)でも、司会を務める東野幸治からコントの流れでキスされたことをネタにして笑いを誘っていました」
昨今では篠原自身、バラエティーやコントが好きだと、みずから明かす場面すら増えているのだ。どうして方針転換がなされたのか。竹下氏が続ける。
「これまでは女優として築き上げてきたクールビューティーイメージを損なわないように、周囲が黒歴史を封印する方向で誘導してきました。しかし、その必要もなくなったということでしょう。実績や年齢を重ねて、もはや女優としての地位や自信が揺るがなくなりましたからね」
美貌や演技力はもちろん、篠原が人気女優として飛躍していく過程で、こうしたイメージ戦略が与えた影響は無視できない。
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