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日本名輪会・山口健治の「江戸“鷹の目”診断」/上田の後位から荒井が突き抜ける

アサ芸プラス / 2021年11月24日 17時59分

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【「GIII武雄」ヤマケンが注目する「決勝戦進出」有力候補12人!】◎荒井崇博/○山岸佳太/▲上田尭弥/△谷口遼平/三宅達也/村田雅一/坂本貴史/稲毛健太/原田研太朗/川口聖二/嵯峨昇喜郎/小原佑太

 スピード自慢の先行がそろいハイペースになれば、まくり選手の出番になる。

「GIII武雄」(11月25日【木】~28日【日】)は、23日が最終日だった「競輪祭」から漏れた中堅クラスによるシリーズ。メンバーは九州が手厚いが、各地区から実績ある選手が参戦する。実力に差はないだけに、波乱の決着も押さえておきたい。

 本命は地元の荒井崇博。8月GIII松戸は【3】【3】【3】【5】と渋くまとめ、その次走の久留米は【4】【2】【1】。さらに弥彦親王牌初日1着のレース後、上機嫌だったのが忘れられない。ここは逃げる上田尭弥の後位。番手まくりで突き抜けるとみた。

 対抗の山岸佳太も好調をキープしている。2カ月間の欠場明けだったFI戦で10月弥彦、11月宇都宮と連続準優勝は底力があってこそ。ライン劣勢も、勢いで逆転がある。

 あとは上田の逃げ粘りと、谷口遼平のスピード戦も軽視はできない。

 5月久留米から半年ぶりに九州のバンクに登場する坂本貴史。小原佑太か嵯峨昇喜郎につけられるのは有利で、足をためられる。印は回らなかったが、強襲があってもおかしくない。

 もうひとり、原田研太朗も忘れてはいけない。今年はGI戦で活躍できなかったが、後方一気の豪脚は健在。直線が長いだけに、先行争いでもつれるようなら出番がある。

【大穴この1車】

 松岡貴久(熊本・90期)。

 荒井とともに九州の重鎮だが、武雄では意外と高配当を出している。2月FI(【3】【6】【3】)の3着2戦は2万円超とほぼ2万円。4月記念(【2】【2】失欠)の2次予選で5万円を超え、6月FI(【4】【2】【6】)準決勝は1万5020円だった。人気にはなるだろうが、穴党は筋違い2、3着に網を張りたい。

【狙い目の伏兵3人】

 松岡辰泰(熊本・117期)は、準決勝に進出した4月武雄記念(【1】【3】【9】【2】)初日に、同県の松岡貴とワンツーを決めている。すでに、GIIIで何度も予選は突破しており、ファイナリスト入りも十分ある。

 松岡辰と同期の土生敦弘(大阪)は特昇後、初戦の8月青森(【1】【2】【7】)と、いきなり好走した。元甲子園球児で、ここが初のGIII戦。アピールするには願ってもない舞台だ。

 九州の20人に続き、17人と大所帯の南関勢の中では、内山雅貴(静岡・113期)に期待したい。8月GIII川崎(【2】【1】【3】【7】)は勝った2次予選以外、全てバックを取っていた。ラインができれば、マイペースからの押し切りがある。

山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。

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