ドンキホーテ谷村ひとし「壇密のタイアップ台は牙狼シリーズの影響を受けている?」

アサ芸プラス / 2014年3月27日 9時52分

 13年、最も活躍した芸能人の一人に、グラビア女優の壇蜜さんがいます。当然、その人気にパチンコ&パチスロ業界が、食いつかないはずがありません。ただ、こうしたタイアップの台は、流行のピークに登場させないといけません。過去、お笑い芸人さんとタイアップした台で、制作している間に旬の時期を過ぎてしまい、ホールに登場した時はクスリとも笑えず、大コケすることも珍しくないからです。

 ドラマ「半沢直樹」で一気にお茶の間に溶け込んだ壇蜜さんと、きうちかずひろ先生の漫画「BE・BOP HIGH SCHOOL」がコラボした「CRBE・BOP~壇蜜与太郎仙歌~」が、「牙狼」と同じサンセイR&Dの新台として登場します。

 予告等で壇蜜さんが女教師、スクール水着、体操服などのコスプレ姿を披露するこの台。実は去年の暮れから予約が殺到。全国のホールで5万台に達して“壇蜜、おそるべし!”と業界もその人気にあらためてビックリしていました。ですが、2月に登場した変則スペック「牙狼外伝 桃幻の笛」の評判があまりにも悪く、ホールが牙狼シリーズに不安を抱いてしまいました。

 おまけに、次回の正統後継機の「牙狼」がGW明けに登場するとはいえ、壇蜜さんのBE・BOPが次々とキャンセル。5万台あった予約が、先週の段階で1万6000台にまで減ってしまいました。

 壇蜜さんの名誉のために言いますが、これは牙狼シリーズの新スペックへの不安と、人気のかげりが影響したためと断言できます。

 ちなみに「CRBE・BOP」の大当たり確率は199分の1のライトミドルで、約4000発の出玉を約束する「JACKPOT」突入率が44%という変則スペックです。コスプレした壇蜜さんのモードを選択して打つお客さんが多そうなデキです。

 もう一つ、芸能界とパチンコ界の話題の新台が。「CR中森明菜 歌姫伝説~情熱EDITION~」です。中森明菜さんは活動休止中ですが、ドラマ「あまちゃん」の大ヒットにより80年代アイドルがクローズアップ。当時の映像など、最近よく目にします。

 ファンにとってはシリーズ1作目の「中森明菜 歌姫伝説CX」が強烈に印象に残っている、本当に甘かった“伝説の甘デジ”です。「CRピンクレディー」の大ヒットで、歌ものパチンコのジャンルが確立され、PUFFYやWinkといったアイドル歌手から演歌歌手まで、パチンコになっていない人を探すほうが難しいくらいです。

 老舗DAIICHI(大一商会)は、ピンクレディーのアニメ演出でも、名曲とともに数字が躍るようにリーチを繰り広げるパターンをすっかりと定着させ、他のメーカーも次々に成功しました。2年前の「CRぱちんこAKB48」(京楽)の超大ヒットで、歌ものパチンコは頂点を極めたと言われています。

 あのAKB48のミニキャラアニメは、画面のあんなに下でも16人のメンバーが区別できるほど、似顔絵のレベルが高かった。実は、「中森明菜 歌姫伝説」のイラストレーターと同じ方がデザインされているから、あんなに完成度が高いのです。「中森明菜」のアニメの定着とレベルの高さは、他の歌ものパチンコのお手本とも言えます。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

*この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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