みのもんた「マー君は日本一のピッチャーなのに月給2億円じゃ安すぎる!」

アサ芸プラス / 2014年4月16日 9時52分

 皆さん、お花見は行きました? 桜は花が散ったあとに新緑の季節を迎える。いいよね、新たな命が芽生える季節というのは‥‥。

 私の中にも“新たな命”が芽生えちゃって、なんと齢69にして花粉症デビュー! めでたくはないけど、花粉なんかに負けているわけにはいかない。鼻をすすりながら毎晩、飲んでいますよ。だって、海の向こうから酒がおいしくなるニュースがやってくるんだからしかたないよね。

 【田中将大、NYヤンキースでデビュー】

日本を代表する投手、元楽天の田中選手が移籍したヤンキースで日本時間4月5日の対ブルージェイズ戦でデビュー。契約金は7年約160億円、年俸は約22億円の破格の移籍だった。

 高卒ルーキーの頃を思い出してみてよ。当時、比較されていた人は大学進学、マー君はまだ新参の楽天の指名を受けて、他の人気球団に目移りすることなく「僕は野球で生きていきます」って信念を貫き通した。それから有言実行でこれだけの投手になった。スゲエ男だね!

 その凄みをあらためて感じたのが、去年の日本シリーズ。最後の締めを託されて、第6戦で160球を投げた。その年初めての負けを喫したのに、翌日また登板してきて、みごとに締めた。根性あるね~。

 パ・リーグ優勝を決めた試合でも小細工なしのストレートの真っ向勝負! 泣かせるよ、あいつ。ペナント中だって、勝ち投手が確定しても「最後まで投げます」って、なかなか言えないもんだよ。本物の投手だよ。それを最後の日本シリーズまで通したわけじゃない。ここまで野球を愛し抜ける男はそういない。

 そんなピッチャーが月給2億円。安すぎるよ~、だったら芸能人をやっているほうがまだ儲かるよ(笑)。そんな大投手を日本から引き抜くからには、200億でも300億でも出すべきだよ。ヤンキースは世界トップの球団なんだから。

 私がフリーになって最初にヒットした仕事が「プロ野球珍プレー好プレー」だったんだけど、これが生まれたのは実はメジャーのおかげなの。当時はまだドーム球場がなかったから、雨だと試合がなくなっちゃう時代でね。そんな日はメジャーの試合を英語実況のまま流していた。当時はサントリーがスポンサーでさ、ビールがギッシリ入った冷蔵庫が社内にあって、仕事がなくなると飲めちゃうの(笑)。

 そのメジャーの試合見ながら、選手の名前もわかんないし、実況も英語だから何言っているかわからないから、「こんなに日焼けするほど練習してきた‥‥」なんて冗談を、黒人選手が打席に立つ場面で勝手に実況を入れていた。それを局員がおもしろいから「撮らせて」となって、「プロ野球ニュース」の月曜に流したら、バカウケしてね。

 そんな縁もあるからさ、マー君には頑張ってもらいたい。ヤンキースにはイチローも黒田もいる。イチローが控え? あの打法はアメリカ人にはできない技術なんだから、存在感が違う。今年のヤンキースからは目が離せないよね。

 それから、マー君の奥さん、里田まいくんもすばらしい。タレント活動を控えて、夫を支える。それに応えて、マー君も結果を出す。内助の功っ ていうのはこういうことを言うんだよ。

 マー君はちょっと“悪の道”に引きずり込みたいね(笑)。いや、ただ一杯飲みながら、そのガッツの根源はどこにあるのかを聞いてみたいだけよ‥‥。

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

アサ芸プラス

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