テリー伊藤対談「WBA世界王者・河野公平」(1)世界王者再挑戦の決定に涙が出た

アサ芸プラス / 2014年4月22日 9時57分

●ゲスト:河野公平(こうの・こうへい) プロボクサー。1980年生まれ、東京都出身。ワタナベボクシングジム所属。第28代・第30代東洋太平洋スーパーフライ級王者。第32代日本スーパーフライ級王者。今年3月26日に行われたWBA世界スーパーフライ級王座決定戦(東京・後楽園ホール)にて、元WBAフライ級王者のデンカオセーン[タイ]と対戦し、8回KO勝ちを収め、第22代から再び第24代WBA世界スーパーフライ級王座への返り咲きに成功した。

 3月26日、東京・後楽園ホールで行われたWBA世界スーパーフライ級王座決定戦にてKO勝利を上げた河野公平選手。33歳にして世界チャンピオンに返り咲いた男が、ボクシング人生に賭けた思いや、亀田興毅選手への逆挑発、さらには結婚宣言(?)まで、天才テリーの前で明かしてくれた!

テリー WBA世界スーパーフライ級チャンピオンへのカムバック、おめでとうございます。

河野 ありがとうございます。

テリー 世界一のボクサーもネクタイをしていると、全然、雰囲気が違うね。

河野 慣れないネクタイをしてきたもので(笑)。

テリー 3月26日に行われた、デンカオセーン・カオウィチット選手(タイ)との試合はどうでしたか。

河野 まず、試合ができると決まった時に、うれしくて涙が出てきましたね。

テリー 試合の直前は、どんな気持ちでしたか。

河野 精神状態はすごく落ち着いていました。キャリアというんですかね。世界戦は何度も臨んでいるので。

テリー ということは、自分の力を出しきる準備は万全だったんだ。

河野 うまく節制ができていましたね。減量がキツい人は、もう落とすだけの練習になるんですけど、自分はそれが嫌だったんです。「これでもう本当に最後の挑戦だな」と思ったので、節制に取り組んで、試合当日のコンディションが最高によくて。ミットを打っていても「今回はいちばんいい」という実感がありました。トレーナーも、パンチに力があってキレがあると。

テリー 33歳というのは、ボクサーとしてかなり高齢ですよね。

河野 本当に、ここで終わってもしょうがないくらいですね。だから今回しかないと思って、とにかく試合に賭けていました。特に前回の、13年5月のリボリオ・ソリス選手(ベネズエラ)との試合(判定負け)が納得いかなかったので。

テリー しかも、10年にトマス・ロハス選手(メキシコ)との対戦で負けて、そのあとも2回続けて負けたんだったよね。

河野 はい。WBC世界王者になる佐藤洋太選手(協栄)に判定負けをして、そのあとアマチュアのホープだった戸部洋平選手にも判定負けで。相当落ち込みましたね。もう外に出たくない感じでした。結婚式とか呼ばれても「将来どうするの」とか、いろいろそういうことばかり聞かれて。

テリー そうだよなあ、仲間は幸せになってるのにねえ。

河野 引きこもっていましたね、人に会いたくなかった。いろいろと考えて。

テリー ご両親はどんなことを言っていたの。

河野 そっとしておいてくれましたね。

テリー いいお父さんとお母さんだね。

河野 自分で解決するしかないんだな、と思いました。結局、自分はまだ燃え尽きていなかったので、クソッと思って、もう1回やってやると。これに負けたら、本当に辞めようと思って、挑戦しました。

アサ芸プラス

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