掛布雅之×大野豊 阪神&広島“共闘作戦”で巨人をぶっ潰す!(4)

アサ芸プラス / 2014年5月10日 9時57分

掛布 そういえば大野のデビュー登板、アウトになったの俺だけなんだってね。知らなかったよ。

大野 1977年9月4日の広島市民球場。カケはもうスターやったから記憶にないだろショートフライだったあと全部、打たれて、四球出して、満塁ホームラン打たれて5失点。防御率は135.00だった(笑)。

掛布 大野との対戦ではシュートが怖かったな。「頼むから顔より上はやめろ」と。「その代わり下はいくらでもいいから」とね。

大野 シュートをよく投げていたからね。シュートが抜けて、顔のほうにビューッと行くのよ(笑)。

掛布 タツ(達川)が「カケ、申し訳ないけど、尻もちつくまでインコース行くぞ」って、マスク越しに言ってくるし。

大野 あの当時、いいバッターには「行け」だもん。それが当たり前だった。

掛布 「頭に行かんかい!」ってベンチからの声が聞こえるから、本当に怖かったよ。でも、今は左でエグいシュートを投げる投手がいないよな。もっと勝てる投手になれるのに。シュートを投げると、肘とかの負担が大きいからかな。

大野 投げ方さえしっかりしていれば、問題ないんだよ。俺の投げ方も理にかなっていないように見えるけど、自分では理にかなっていると思っていたからね。

掛布 考えたら、江夏さんも大野みたいに、投げる前にグッと沈んでたもんな。

大野 あのタメというか、間が大事なんだよ。投手は打者のタイミングをズラそうと思って、いろんなボールを投げる。バッターはタイミングを合わせようと思って打つ。

掛布 打者は崩されるか、自分の意思で崩れるかその差が大きい崩されたら負け自分から崩れたのなら打てる

大野 打者の反応を見て投げるけど、下が崩れて上体が出てくると怖くない。グッと残して待てる打者は、すごい嫌だった。投手は打者を観察するのも大事だよ。

掛布 若い投手も結果オーライの投球でなく、プロとしての投球術を磨いていってほしいよね。

(数字は全て4月21日現在)

アサ芸プラス

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