緊急座談会!“集団的自衛権”容認で現役自衛官がホンネ激白!(2)覚悟はあるがなるようにしかならない

アサ芸プラス / 2014年6月24日 9時56分

空 集団的自衛権が行使され、自分が戦地に派遣された場合、死ぬ覚悟はありますか?

海 もちろん自分は戦闘になれば相手を殺すことも、死ぬことも覚悟している。多額の税金を投入されて、国民の生命・財産を守るべき私たちが「戦えません」なんて言えないでしょ。

空 私は正直、死ぬ覚悟はないです。それは怖いという意味ではなく、日本の軍事力を信頼しているので、死ぬような状況に直面しないと思っているからです。まず、「FPS5」(弾道ミサイルの探知・追尾可能なレーダー)なら、相手のミサイルは常に把握できるので、飛んできても回避できるし、飛行機同士がバチバチと撃ち合うようなことは、今の時代ではありえない話。攻撃時も射程距離が長いので、安全なエリアから攻撃できてしまうんです。

海 一般の人たちは戦争というと、第二次世界大戦あたりをイメージするみたいだけど、あの頃とは全然違う。民間人の住居を空爆したら「誤爆」と言われて批判される時代。戦争に参加した場合でも、敵国を根絶やしにするんじゃなく、最小限の攻撃で相手に白旗を揚げさせることが重要になる。

陸 これだけ戦地で電磁波などを利用した電子戦や無人戦闘機が飛び交うようになると、(陸自の)自分たちに何ができるのかって思いますね。死ぬ覚悟については、陸自に関して言えば、「サラリーマンだから、なるようにしかならない」と思いつつも「働いている間は何も起こらず、年金が満額支給されて、家族が平穏であればいい」という感覚の隊員も多い。私は、地上での局地戦になれば自分が犠牲になるのを覚悟で戦う気持ちは常に持ってはいるんですが‥‥。

空 ただ、もし北朝鮮と戦争になっても、地上での戦闘にはならないですよね。やはり北朝鮮で怖いのは核ミサイル。発射から着弾まで確認はできますが、イージス艦が大気圏外で撃ち落とせる確率は10発中2発くらい。大気圏内になると「PAC─3」(地対空誘導弾)で撃ち落とすことになりますが、射程距離は短く、日本国内に実害が出てしまう。安全を守るためには、撃たれる前に攻撃したほうがいいというのがホンネです。

海 与党の議論の中で武力行使に関して、「限定的」「必要最小限度」と強調していますが、バカバカしい。そんなの当然ですから。軍事組織を動かす時は膨大なコストを要するため、常に最小限で最大限の効果を生む戦略をとるのが我々の常識ですよ。

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