ドンキホーテ谷村ひとし「映画とパチンコの関係性」(1)

アサ芸プラス / 2014年7月12日 9時52分

「CRぱちんこAKB48」(京楽)が登場して、どれだけパチンコマネーが芸能界で踊っていたかは、ボクがここであらためて書く必要もないほど、ハッキリと社会現象にすらなっています。

 同じように13年11月に登場した「CRルパン三世~消されたルパン~」(平和)の超大ヒットで、実写版の映画「ルパン三世」が小栗旬主演で8月下旬に公開。ルパンがパチンコファンから強奪したマネーは、ファンのハートまで盗んで、40年以上前の原作マンガやアニメを、時を超えてよみがえらせて、今では社会現象になっています。

「中古バイク販売会社のCMをルパンに盗られた!」と、漫才のネタにしているのは、雨上がり決死隊のおふたりですが、いつの間にかテレビのワイドショーやバラエティで、ルパンのタイプライター音や大野雄二さんの名曲の数々が氾濫している2014年です。まさに、パチンコマネーは、芸能界やヒット商品の牽引車でもあり、パチンコがブームを作っていると言っても過言ではありません。

 映画といえば、現在公開されている「呪怨~終わりの始まり」。去年登場した「CR呪怨」は、いまいちのヒットでしたが、大量導入したホールも多かった。映画製作は便乗し損なってはいますが、7月、ついにリング3「CRリング 運命の日」(藤商事)がホールに登場します。すでに5万台突破の受注で大ヒット確定です。去年の「CR呪怨」がひどいデキだったのに3代目リングが売れた理由は、11年から12年にかけてのまる2年、現在でもホールで人気をキープしている2代目リング「CRリング~呪いの七日間~」の大ヒットのおかげだと言えます。

 その正統後継機である3代目リング「運命の日」は、パワーアップした貞子の手の役モノが、指をカタカタ小刻みに震わせて「ギャーッ!」と急降下するという、小技の効いた演出です。この夏、ホールの冷房がいらないぐらい、パチンコファンを震え上がらせるのは間違いありません。

 台枠の右上、他のメーカーではスピーカーのある位置に、大当たりを知らせる“ラッキーエア”が搭載されています。小型扇風機が埋め込まれた吹き出し口があり、大当たりすると、フワッと、貞子があなたの髪をなでるように風が吹きます。スピーカーは上皿の左右に下がったので、重低音とともに、貞子の呪いを心臓目がけて「ドゥウン」と響かせ、襲ってきます。

 体感型のパチンコも、さらに進化して、アトラクションの世界と言える世界になってきました。

 テーマパークの体感映像のように、全国各地に3D&4Dシアターの映画館が増えてきていますが、一足先にパチンコが体感4Dゲームマシンとして、ここ1~2年で映画を超える日も近そうです。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

※この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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