ドンキホーテ谷村ひとし「映画とパチンコの関係性」(2)

アサ芸プラス / 2014年7月13日 9時52分

 そんな可能性を感じるのはリング3だけではなく、7月末登場の「CR牙狼 金色になれ」。パチンコ台では初となる、台枠が牙狼の黄金のマスクに変身する「パーフェクトフェイスオブガロ」を搭載して、貞子の倍の数がホールに設置されます。とにかく、ホール登場が待ち遠しくてしかたがありません。

 初代牙狼の登場から足かけ6年たつわけですが、昨年5月に導入された「CR牙狼FINAL」が、現在も現役バリバリでまる1年ホールに残っているところも多く、こうした歴代の牙狼人気は根強い牙狼ファンに支えられています。

 現在、パチンコメーカーで、京楽や平和を脅かす存在は、牙狼のサンセイR&Dです。一時は倒産の噂もあった雨宮慶太監督の特撮会社が、08年の初代牙狼の大ヒットで一気に牙狼のシリーズ化や映画化。まさに踊るパチンコマネーで役者さんも声優さんも、特殊メイクやCG制作会社も一気によみがえり、他の特撮会社からも、うらやましがられるほどの“牙狼バブル”は続いています。

 パチンコはシリーズが重ねられるとパワーダウンしがちですが、出玉性能は前作MAXSTタイプのST160回がST161回に増えたくらい。そのままの爆発力を継承しています。何より「パーフェクトフェイスオブガロ」見たさに、お盆までは牙狼一色になるのは間違いありません。

 台枠には横と縦のサイズ以外は一切ルールがないため、最近は手前に飛び出てきているのが特徴なのですが、この台は、台枠上部に隠された牙狼の黄金のお面が打っているあなたの目の前に出現します。そのためガラスの中の液晶では、今までのような牙狼のお面は存在しません。ですが、盤面ではなく、台の外でお面が完成すれば「あっ、あの台は確変ST中だ」とか、「あの台、当たった」と、遠くからでも一目でわかるのは、パチンコファンの心をくすぐる快感です。

 激アツのスーパーリーチへの発展は、エンブレム役モノが活躍します。当然、この台枠は、新しい牙狼専用で実質38キロちょっとの重さですが、ホールに設置され、パチンコ玉が裏の上下の皿に入ると、計50キロ近くになる「パチンコ史上最重量」の台として登場です。そのため1列20台で1000キロという荷重は、古いホールの設置の限界を超えるところもあります。深夜に補強工事を始めたホールも多く、7月末の導入まで全国のホールが対策を考えないといけない重さです。

 データランプや各台計数機など、周辺機器の会社も、ちょっとした台の変化に敏感に対応して、パチンコマネーの恩恵を受ける世界です。ちなみに20年前、データロボバブルで急成長したダイコク電機は今、スロットのデータが見やすいパネル式のデータランプが飛ぶように売れ、再び急成長しています。

 お盆までは「リングVS牙狼」で、猛暑を吹き飛ばすMAXSTバトルがホールで繰り広げられ、パチンコマネーが踊るのは間違いありません。

◆プロフィール 谷村ひとし 1953年生まれ。95年、みずからの立ち回りを描いた「パチンコドンキホーテ」(週刊モーニング)で大ブレーク。過去20年間のパチンコ収支はプラス6200万円突破。累計で20万人以上を擁する携帯サイトで毎日情報を配信中。詳しくは「谷村パチンコランド」で今すぐ検索!

※この連載に記載されたメーカーごとの大当たりしやすい回転数や独自の攻略法はメーカー発表の内容ではなく、あくまで谷村ひとし氏の経験則であり、データ収集に基づいた私見です。

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