「百目釣りドル“ふくだあかり”の絶好釣フィッシングライフ」 -勝山でのコマセ鯛釣りに挑戦-

アサ芸プラス / 2014年11月15日 9時52分

ふくだあかり 「1年で魚を100種類釣る」を達成。海から淡水まで何でもござれのオールラウンダー。テレビ「フィッシング倶楽部」(テレ玉)やスポーツニッポン「ふくだあかりの竿頭になりたい!!」などで活躍中。茨城県出身。公式ブログ http://ameblo.jp/tsuri-365/ スポーツニッポンにも毎月3回連載してます。ぜひ読んでみてくださいね★

 最近ぐっと冷え込んで、釣りでも防寒着が必要になってきました。寒い中のアウトドアはなかなか過酷なので、防寒対策はきっちりしてくださいね。

 さてさて、今回は真鯛釣り。真鯛といえば魚の王様と言われるぐらいポピュラーかつ人気の魚。北海道以南から尖閣諸島、朝鮮半島南部、東シナ海、南シナ海、台湾まで広く生息しています。水深30~200メートルの岩礁や砂底などに住んでいて、生息数も多いです。しかも、真鯛は日本人にはすごく愛されている魚で「腐っても鯛」や、俗に言う掛け言葉の「めで鯛」などもあるぐらい、昔からこの魚を重宝してきました。料亭でテンションが上がるのは鯛の造りだし、恵比寿様が持ってるのも真鯛。そんな鯛、釣りの対象魚としても王様級。真鯛釣りには数多くの種類があり、地域ごとにも差が出るくらいさまざまです。

 そんな中から、千葉県勝山でのコマセ真鯛釣りをご紹介します。

 お世話になったのは庄幸丸さん。真鯛釣りに独自の理論を持っていて、歴史があり、多くのベテランが通う船宿さんです。

 今回のポイントは勝山沖と久里浜沖の水深40~50メートル付近。この釣りで重要なのはコマセワーク(コマセの振り方)とタナとイメージ。船長の指示ダナをきちんと守り、きっちりコマセを振ることが大事なんです。コマセをきれいにまけなかったり、タナがズレていたりすると釣果は如実に変わって、周りが釣れてるのに自分だけが釣れないというトホホな事態になります。最悪の場合は周りの人まで釣れないようにしてしまうので、きっちり守るようにしましょう。

 この日の船長の指示ダナは下から10メートル。仕掛けが8メートルなので底からハリスプラス2メートル。コマセはビシ(ステン缶)に5~6分目ぐらい入れて、ビシから投入。仕掛けが着底したら、糸フケを取り、海底から2メートル上げて、コマセをまいていきます。出し方は細く長い縦の帯を作るイメージ。

 タナを取ったら、竿を使ってゆっくりと30センチを10秒ぐらいかける早さで1メートルほど誘い上げたり、誘い下げたり、スッとタナに戻すなどの誘いを入れましょう。アタリが出ない時はタナを変えないように注意しながら、誘い幅を変えたり、早さを変えたりしてくふうをすることが大事です。アタリがない時でも常にコマセはまき続けて、コマセの帯を常時作るようにしておきましょう。

 餌取りが多い時は1~2分、餌取りが少ない時は3分間隔で付け餌の点検をします。これが誘いにつながることもあるんですよ。真鯛のアタリが出たら、そのリズムや誘いを覚えておいて同じ誘いをしたり、タイミングを合わせたり、食いが変わった時にスムーズに対応できるようにすると数を釣ることができます。

 魚がかかったら焦らず丁寧にやり取り。ハリスが長いので手繰り寄せる時には、たゆませてバラさないように注意しましょう。

 と、いろいろと説明したけれど、実は私、お恥ずかしいことに、すごく雑な性格なのでこの繊細な釣りがちょっと苦手。朝から船長の特訓を受けつつ必死に釣っていたのでした。

 0.5~1キロぐらいと小鯛を中心に4匹というちょっと寂しい釣果だったけれど、4~5キロの大鯛が連発して出ることもあるそう。そんな鯛が釣れた日にはまさしく「めで鯛」こと間違いなし!

 だいぶ苦戦したけれど、このままでは悔しいので、コマセ釣り訓練&大鯛目指して、また挑戦してくるつもりです!

 このコマセ釣り、地域・時期によって釣り方が違います。そもそも真鯛は、コマセの他にもたくさんの釣り方があるんです。それはまた次の機会に紹介しますね。

──「漁亭あかり」の釣り魚クッキング《真鯛のアクアパッツァは絶品》──

 真鯛が釣れたら必ず作る、漁亭あかりでの真鯛定番メニュー。小ぶりの真鯛であれば1匹まるまる使って作ってもGOOD! 真鯛のうまみとアサリ、アンチョビなどのうまみが凝縮された絶品料理です。釣った真鯛を自宅でオサレなイタリアン料理に仕上げれば、彼女もホレ直すこと間違いなし!? フライパン1つでできるし、失敗知らず。ワインとビールが欲しくなるオススメ釣り魚料理です。

【作り方】(1)真鯛に隠し包丁を入れて塩コショウを振り、下味をつける。(2)アサリは砂抜きをしてきれいに洗い、ブロッコリーは小房に、オリーブとニンニクは薄切りに、アンチョビは粗くみじん切りにする。(3)オリーブオイルをフライパンに入れ、ニンニクを弱火にかける。ニンニクの香りがオイルに移ったら、真鯛を皮目から焼く。(4)ニンニクがきつね色になれば取り出し、余分な油をキッチンペーパーで取る。(5)アンチョビを入れて炒め、油がなじんだらケッパーを入れて、ブロッコリーとミニトマトを入れる。(6)白ワインを入れて軽く煮立たせたらアサリを入れて、アサリの口が開くまで蓋をする。(7)アサリの口が開いたら、塩で味を調えて器に盛り、薄切りにしたオリーブを散らしてオリーブオイルを回しかければ完成。

【材料】真鯛(皮つき) 塩:少々 コショウ:少々 アサリ:一山 ミニトマト:3個 ブロッコリー:四分の一 オリーブ:1個 アンチョビフィレ:適量 塩漬けケッパー:少々 ニンニク:一片 白ワイン:半カップ オリーブオイル:適量

──今回お世話になったのは──

庄幸丸 〒299-2117 千葉県安房郡鋸南町勝山236 電話:0470・55・3005 http://www.shoukoumaru.com/ ワラサ&マダイ船・ヤリイカ&スルメイカ船・午後カワハギ船 各種仕立て船も受け付けております。お気軽にお問い合わせください。今回は真鯛釣りを中心に紹介しましたが、真鯛&ワラサのリレー船を出していますので、真鯛を釣ったあとはワラサを釣りに行きます。ワラサの仕掛けも用意するようにしましょう。

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