みのもんた「性犯罪の厳罰化は賛成だ」

アサ芸プラス / 2014年11月23日 9時56分

【性犯罪の厳罰化を検討】

法務省の有識者会議が性犯罪の厳罰化の必要の有無について検討を開始した。8つの論点のうち、賛否が分かれているのが、強姦や強制わいせつの親告罪の撤廃について。被害者が訴え出なければ犯罪でなくなるのはおかしいとする撤廃賛成派に対し、反対派は女性の権利の保護を訴えている。

 この会議は、ウチワで辞任した松島みどり元法相の置き土産なんだってね。性犯罪は裁判でも合意があったかどうかなんてことが争われることも多いし、一石を投じるという意味では有意義だと思う。厳罰化にしても、それが抑止力になるなら、私は賛成だね。

 一方で、私としてはそれ以前に今の日本が「大丈夫か?」とも思うわけ。別の記事で読んだけど、ネットで男性と知り合う若い女性が増えているという調査結果が出た。しかも、約4人に1人が実際に会ったことがあるというんだ。これでは、性犯罪も減らないんじゃないの?

 ネットを悪用するロクでもない男がいちばん悪いけど、顔も知らない相手、男か女かもわからない相手をどうして信用しちゃうのか?

 こういうことを言うと、若い人は「ジジ、ババも振り込め詐欺にダマされているじゃないか」と言われちゃうけど、振り込め詐欺には「息子や娘を助けなきゃ」という良心があるわけで、ネットでの男女交際とは全然違うじゃないか。

 福沢諭吉が残した言葉に「獣身人心」というのがある。「まず獣のようなたくましい体を身につけ、そのあとで人間としての精神や知識を身につけろ」ということ。でも今は「獣の体に獣の心みたいな人間」が増えている。「たくましい」という意味じゃなくて、「未熟」って意味でね。それは「人間としての教育」が行われてないからじゃないのか。

 何も教育は学生時代に限らないよ。私の若い頃は大人になっても、会社の先輩たちがいろんなことを教えてくれた。居酒屋で人生を学び、男とは、女とは‥‥。よく学ばせてもらったもんだよ。最近は嫌がる若い人が多いけど、たまには上司と飲みに行くべきだよ。

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

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