選挙戦で蠢く魑魅魍魎…「妖怪政界ウォッチ」で期日前“裏”投票を慣行!(1)引退示唆も出馬宣言した石原慎太郎

アサ芸プラス / 2014年12月9日 9時54分

 衆議院議員選挙が公示されて、本格的な選挙戦の火蓋が切られた。すると、政界にうごめく魑魅魍魎が次々立候補。そこで知られざる“妖怪たち”の素顔を完全取材。期日前「裏」投票の結果をレポートしよう。

「老兵は死なず、消えていくのみだ」

 11月14日、国会内で記者団に向けて政界引退を示唆した「次世代の党」最高顧問の石原慎太郎氏(82)。舌鋒の鋭さは鳴りを潜め、まさに死に体状態だった。

 ところがその舌の根も乾かぬ4日後の11月18日、一転して出馬宣言。かつて東国原英夫氏をして「永田町の妖怪」と恐れられた「赤入道」にどのような心境の変化が起きたのか。次世代の党関係者が語る。

「100万票の比例票を持つと言われる石原さんの引退発言に、党内は蜂の巣をつついた騒ぎになった。平沼赳夫党首をはじめ幹部が連日、『最後のご奉公で出てくれ』と説得。若手議員も連名で出馬願を手渡すなどしたため、最後の戦いに出ることを決意したんです」

 とはいえ、“老害”とも揶揄される石原氏は、昨年3月に脳梗塞を患い、体調面に依然として不安が残る。

「完全復調には程遠い状態。立ちながらの街頭演説も厳しいと言われています。当選しても、程なく引退するそうです」(次世代の党関係者)

 さながら「妖怪ウォッチ」のジバニャンよろしく、百鬼夜行の妖怪議員の先頭を行くことになりそうなのだ。

 一方、永田町の「おいてけぼり」となったのは、11月19日に結党5年で幕を閉じた元みんなの党の渡辺喜美氏(62)だ。来る選挙に向けて新たな受け皿となる新党結成を目指したが、政党結成に必要な国会議員5人すら集めることができない体たらく。

「3月に化粧品会社DHC会長から暴露された『8億円借り入れ問題』で代表を降りたあとは、国会に姿を見せず、説明責任を果たしていないとして、党内はおろか永田町でも求心力と信頼を失ってしまった」(政治部記者)

 ところが、転んでもただでは起きないのが妖怪議員たるゆえんだ。渡辺氏のお膝元・栃木県では、厚顔ぶりを発揮した。地元有権者が声を潜めて言う。

「有権者に配布している後援会入会申し込みカードに、なぜか自民党の安倍晋三総理とのツーショット写真を使っていました。親密さをアピールする狙いがあるようですが、自民党所属でもなく、支援者からは『いまさらなぜ?』と戸惑いの声が出ています」

 あまりの変わり身の早さに有権者もあきれるばかり。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が解説する。

「みんなの党が解党したことに驚いた方も多かったようですが、早いか遅いかの違いだけで『既定路線』でした。渡辺さんは自民党に復党したら、一緒に手を組むのではなく、党内の改革派と政界再編する狙いがあるのです」

 このまま説明責任を果たさなければ「口先お化け」と言われかねないだろう。

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