テリー伊藤対談「新田恵利」(3)おニャン子はAKBに比べると野生児だった

アサ芸プラス / 2014年12月17日 9時56分

テリー 同じ秋元(康)さんがプロデュースをしてるAKB48を見ていて、自分の時と比べてどう思う?

新田 AKBのほうがプロフェッショナルだし、上昇志向も強いし、自分のキャラを自分で設定して、どうしたら自分が売れるかっていう自己プロデュースをきちんと考えていますよね。それを思うと、私たちは何も教育されてない野生児でしたね(笑)。

テリー 総選挙とか見たことはある?

新田 たまたま「ジャンケン大会」を見たことがありますけど、怖いですよね。みんな、そんなに早く大人になっちゃうんだと思って。

テリー どういうこと?

新田 私たちの若い頃って、自分が何者かわからずにもがいて、悩んでっていう時代だったと思うんです。でも、今の子たちは自分がどういう人間であるか、どう歩いていくかっていうのを全てわかってるみたいで。

テリー アイドルのプロモーションビデオを作っているディレクターが言っていたけど、今の子は「こうすると男の人ってうれしいんでしょう」「こうすると私はあどけなく見えるんでしょう」って全部完璧に演じて計算してくるから、少し怖いって。

新田 それは見ていて感じますね。そういえば昔、おニャン子で写真集を作ったことがあったんです。テレビのスタジオにいた時、同じ東武東上線の出身だからなのか、私をかわいがってくれていた、とんねるずのタカさん(石橋貴明)と一緒だったんですね。

テリー ふんふん。

新田 私を呼び止めて「お前これ見てさ、どれだけの男が新田でしていると思う?」って言ったんですよ。

テリー ハハハハ。

新田 私はそのひと言がすごくショックで、そこから水着撮影にうるさくなって「もう、ビキニは着ません」と。

テリー 何でだよ。どんどん着ろよ。

新田 ハハハ。当時、自分がそういう対象になったことが本当にショックだったんですよ。

テリー 俺はアイドルの子に、あえて同じようなことを言うんですよ。ご挨拶で写真集をもらうでしょう。「ありがとう。いい写真だね。これで3回はいけるな」って言うと、みんな「ありがとうございま~す!」って元気に返してくる。

新田 プロですねぇ。私とは、その違いですよね。

テリー じゃあ今のアイドルは計算されすぎてよくないと思う?

新田 いえいえ、これも一つの時代の流れだからいいんじゃないですか。時代が変わればまた変わっちゃうかもしれないですし。

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