小島慶子VS辛酸なめ子 アラフォー裏女子会(2) 女子会は常に殺伐とした空気

アサ芸プラス / 2012年1月11日 10時54分

小島 昨年ぐらいから「女子会」という言葉が一気にはやり始めて、今は40代でもやるじゃないですか。何で「女子会」って言うんだろうってずっと思ったんです。で、いろいろ考えて出した結論は、そういう人たちは常に男性と自分たちの世界が一体化していて、「今日はそこから分離してるよね」って言うための場なのかな、と。「ふだんは男を気にしているけど今日は違うの」って。どうですか?
辛酸 ただの「飲み会」だと、「さびしい女性の会」みたいになっちゃうのがイヤなのかもしれないですね。女子会に参加している人を見ると、ある程度「自分はイケてる」と思ってそうだし。何か華やかな仕事をしている人同士がお互いの服装をチェックし合う。まるでワイングラスが割れそうな、何か殺伐とした空気が流れてますよね。
小島 わかる、わかる。私が独身時代には「私たち女子だよね」なんて空気はなかった。それが下の下の世代ぐらいから「女子会」と称して、凄くツルむようになって。で、表向きは仲よしトークをしながら、裏では「私のほうがイケてる」とか、「こいつ意外に脚太いな」とか、「ヘンなサイフ使ってる」とか、一堂に会してチェックする場なんじゃないかと。
辛酸 ハハハハ。
小島 どうしてもそう見えるんですよね。私の心が汚れてるからかしら(笑)。
辛酸 いえいえ、私もそう思いますもん。ただ、私の通っていた女子校は男尊女卑の反対で、女性が強いみたいな校風だったから、卒業したあとで集まると、自慢よりも夫のダメさ加減を言い合う感じはありましたね。もし夫とか彼氏が聞いたらEDになりそうな「最近、夫が刃向かってきてムカツク」とか。男性のマヌケな部分を笑うような、別の怖さはありますね。
小島 たぶん、辛酸さんの学校って学力が高いんですよ。それだと自分の力で何でもできるってプライドがあるし、やってきた実績もあるから強いんです。でも私の、ちょっとお嬢さん系や伝統系に転んだような女子校は、「うちは先祖 代々お金持ちだからこの学校にいるの」みたいな、本人の努力とは無関係のところで、 いかに特権を手にしているかを競う傾向なんです。
辛酸 正月や夏休みは海外旅行が当たり前みたいな?
小島 そう! でも、私みたいに途中から受験で入った人はいちおう「自分の力で何とかしたぞ」ってことを生まれながらの特権よりも重視する価値観を持っている。だから「全然意図してないんだけど、また特権を手にしちゃって」みたいなことをアピールし合う人たちとはなじめなかった。
辛酸 私の周りには、セレブ系の人がいないから、一度聞いてみたいですね。
小島 ある意味、おもしろいかもしれませんよ
 

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