楽天・星野シニアアドバイザー 恐怖政治で“王様状態”も変わらぬ豪腕ぶりは評価?

アサ芸プラス / 2015年6月5日 5時56分

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 難病により昨季限りで楽天の監督を勇退した星野仙一氏(68)。しかし、14年11月に「5年、5億円(推定)」という破格の契約によりシニアアドバイザーとして球団に残留することが決定。現在も王様として恐怖政治を実行しているという。

「現場、フロントにいるスタッフの大半は、いまだに星野さんのことを“監督”と呼んでいるんですよ」

 と球団内の星野氏の立ち位置を語るのは、スポーツ紙記者だ。

 昨季シーズン中に腰の手術を受け、一時はその病状が危ぶまれた。だが、5月21日には本拠地のコボスタ宮城で、ファン250人を相手に「野球人生」をテーマにした講演を行うなど、元気な姿を見せている。

 そんな星野氏は三木谷浩史オーナー(52)からじきじきに要請を受け、今季からシニアアドバイザーを務める。あまり耳慣れない役職だが、どんな役割を担っているのだろうか。球団の広報担当者が説明する。

「“監督”は、月1回のペースで仙台を訪れて、球団社長などと会談。また先日はスポンサー企業を招いて異業種交流会を実施したのですが、これも“監督”の発案でした。現場からフロントまで細部にわたって目を配り、チーム作りからファンサービスまで、さまざまな忠告を行っている」

 しかし、星野氏は、周囲にこう語っているという。

「現場に関してはデーブ(大久保監督)に任せている。わしはよけいな口出しは一切せんよ」

 だが、その一方で、前出・スポーツ紙記者は星野“監督”が「王様状態」であると指摘する。

「球場内のグッズショップにはミュージアムコーナーが併設されているが、歴代監督の田尾さんやノムさんのユニホームは目立たない場所に飾られています。それに対して、星野さんのユニホームはコーナーの中心に3着も飾られ、しかも本人の座右の銘である『夢』と書かれた色紙まで飾ってあるんですよ」

 それだけではない。ほとんど顔を出さないのに、球場内に一流企業の社長室のような豪華なシニアアドバイザー室まで用意されているのだ。

 だが、最近こうした星野氏の異例の待遇にかみついた人物がいるという。ネットの世界で“切り込み隊長”の異名を持つ、人気ブロガーで投資家の山本一郎氏だ。山本氏と星野氏との関係を、楽天関係者が明かした。

「山本氏は、野球に関しては素人なのですが、実はデータ解析の専門家でもあるんです。そこで、三木谷さんの意向で今季より『チーム戦略室アドバイザー』に就任した。サイバーメトリクスと呼ばれる統計学の見地からチーム再建の助言を行っているが、都内で三木谷オーナーと会食した際に、それとなく星野氏の恐怖政治を批判したんです」

 これが球団内の隅々まで目を光らせる星野氏の耳に入ってしまったのだという。

「そこで、4月上旬に星野氏が仙台を訪れた際に山本氏をシニアアドバイザー室に呼びつけた。当初、星野氏は山本氏の進言に笑顔でうなずいていた。1対1の会談は約30分続きました」(前出・楽天関係者)

 しかし、会談の最後で、ついに星野節が炸裂したのだった。

「コソコソ、裏でオーナーに報告するんじゃなくて、これからは直接わしに言ってこんかい!」

 新人スタッフの山本氏に対して、通路にまで響き渡るほど激しく恫喝したというのだ。

 今回の一件について、球団に確認を行ったが、

「そのような事実は把握しておりません」(広報担当)

 との回答だった。

 だが、当の山本氏は余裕の表情を浮かべ、楽天関係者にこう語っていたという。

「星野さん自身も『周囲にはイエスマンが多い』と認めていた。恫喝による人心掌握は、あの人のやり方だから。でも、星野さんは何事も右から左へ受け流すスポンジみたいな人だから、もう2人の間に確執はありませんよ」

 波に乗れない楽天。星野“監督”の豪腕で巻き返すことはできるのか。

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