球界スペシャル対談 伊原春樹VS尾花高夫(4) DeNAには何も期待してない

アサ芸プラス / 2012年5月10日 10時59分

伊原 横浜はDeNAとチーム名が変わり、中畑監督になった。尾花は今のチームをどう見ている?

尾花 監督が代わると、チームの方針もガラリと変わります。一からチームを作り直しているところだと思います。ベイスターズって、2年ごとに監督が代わっているんです。そのたびに、チームを作り変えることになる。1人の監督に3年任せるぐらいじゃないと、監督の考え方は浸透しないんじゃないかと思います。

伊原 経営者が代わったわけだし、「新しい監督で」となるのも、わからなくはないけどね。横浜の問題点は監督じゃなく、編成部だと思うんだ。獲得した選手はほとんど仕事をしない。能力のある選手はみんな他球団へ行ってしまう。それもそのはず、他球団の二軍戦を観に行っても、横浜の編成部は来てないもんね。

尾花 人材と環境をそろえるのはフロントの仕事。教育や采配は現場の仕事。編成部の重要さをわかっていないのが、巨人との決定的な違いじゃないでしょうか。

――中畑監督の采配はいかがですか?

尾花 采配を振りたくても、思うようにランナーが出ないのだから、やりようがないですよね(苦笑)。パフォーマンスが話題になっていますが、僕はいいと思います。チームが注目されることで、選手もその気になりますから。

伊原 自分はDeNAと関係がないから、何も期待していないよ。尾花とそこは意見が違うんだけど、中畑はハシャギすぎ。監督は選手を育てて勝つのが使命。ふざけたダジャレなんて出ないよ、普通は。

尾花 抑えの山口が金髪にしたり、ああいうのを見ると悲しくなりますね。強いチームは例外なく規律があります。チームが同じ方向を向いているということ。僕が監督の2年間、身なりはきっちりさせたはずなんですけどね‥‥。

伊原 押しが足りなかったのかもしれないね。さっき期待していないと言ったけど、横浜にはいい意味で予想を裏切ってほしいという気持ちもある。若手が育っているから、その可能性はゼロではない。

尾花 選手のことが気になりますし、ベイスターズには愛着もあります。優勝争いは難しくても、将来を期待させる戦いを見せてほしいですよね。

――巨人の優勝争いともども見守りましょう。おふたりとも、本日はありがとうございました。

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