修羅場の男女(5) 酒井法子

アサ芸プラス / 2012年5月21日 11時0分

弟の「脅迫逮捕」で遠のく11月復帰プラン

「直前の姉弟再会が高相への怒りを増大させた」

 3月21日に弟の吉原健氏(33)が元夫・高相祐一氏の実家のスキーショップ従業員を脅迫した容疑で逮捕された、酒井法子(41)。しかし、その後、事件が意外な展開をたどっていたことは知られていない。

 さる捜査関係者が事件を振り返る。

「あの日は、スキーショップの社長である高相の父親からの相談で、渋谷署の組織犯罪対策課は、健と、高相の父親と従業員との面談現場周辺に、刑事10人を張り込ませていました。カネの要求があったら、すぐに恐喝容疑で現行犯逮捕する手はずでした。ですが、健は姉が逮捕されたのは高相のせいだと高相側を強く非難しつつも、カネを脅し取ろうとするようなことはしなかった。そして、そのまま父親は席を立ってしまった。だから残った従業員を被害者にするしかなく、スジの悪い脅迫容疑での現行犯逮捕となった」

 これは、別件逮捕の色彩がかなり強かったという。

「3年前、姉と前後して逮捕された時の健は、当初は恐喝容疑での逮捕だったが、その後、尿検査で覚醒剤反応が出た。今回もそれを当て込んでいたようだ。実際、逮捕後に警察は、東京の知人宅から福岡の関係各所まで大々的に家宅捜索をしたが、結局、何も出なかった。逮捕容疑の脅迫では公判維持は難しく、焦った検察は拘留期限切れギリギリに被害者を呼び出し、健との示談を勧めたんです」

 結果、被害届は取り下げられ、健氏は釈放されたのだ。そんな健氏は酒井法子の異母弟だが、酒井はずっと自分を「一人っ子」と語っていた。また、酒井が逮捕後に発表した手記「贖罪」(朝日新聞出版)にも、健氏のことは「弟もできた」というひと言しか書かれていない。この姉弟の関係は、いったいどんなものだったのか。

 2人の父親、三根城氏(故人)は、娘・法子のデビューまでは、九州・博多で山口組系の団体で組長をしていた。この三根城氏の最初の結婚相手が酒井の生母で、2番目の結婚相手が健氏の母である。酒井が8歳の時に生まれた健氏は、4歳になる頃まで、姉弟として一緒に育っていた。

 この姉弟が離れ離れとなったのは、三根城氏の離婚と3度目の結婚のためだった。相手は現在、酒井が母と慕っているA子さんである。健氏と健氏の実母は、身を引くように博多から宮崎に転居していったという。

 その後、姉はトップアイドルに。そんな姉弟は鹿児島のコンサート会場で会って以来、18年ぶりに今回の逮捕の数時間前に再会を果たしていたという。「酒井のマンションを訪ねたらしく、健氏本人が『姉と再会できた』と、本当にうれしそうでした。それで姉への思いを新たにしたのではないでしょうか」

 そう語るのは、健氏をよく知る人物だ。

「一時期、健氏は、父の背中を追うように、暴力団組員となりました。父が娘のデビューと同時にヤクザを引退したように、姉に自分のことで迷惑をかけたくない、という思いもあったようで、ずっと連絡は取っていませんでした。でも、健氏の中で姉はかけがえのない存在だったようです。それだけに3年前の姉の逮捕はショックだったらしく、覚醒剤の道に引きずり込んだ高相だけは、どうしても許せなかったんでしょう」

 健氏の少々過剰とも思える姉への思慕。3年の執行猶予が明ける今年11月にもかつて自身が主演したドラマ「星の金貨」リメイク版のPR出演が民放で計画されている、という酒井の芸能界復帰に影響はないのか。

「酒井の後見人と言われる建設会社社長は健を『まったくうちと関係がない』『迷惑だ』と切って捨てたそうです。クリーンなイメージで復活したい酒井に、元暴力団員という弟の存在はマイナス要因でしかありません。弟が釈放されたなどということは新聞やテレビはあえて報じない。だから、弟の逮捕という印象だけが世間に残って、復帰も少し先になるんじゃないですか。今回の件では、建設会社社長は『むしろ脅迫されているのは、(高相の父親ではなく)自分たちでは?』という思いでいるようです」(スポーツ紙デスク)

 現在の酒井法子が頼りとしているのは建設会社社長と義母。2人とも酒井とは血のつながりはない‥‥。

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