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あの「一世風靡」女性ボーカルたちは今(5) 石井明美

アサ芸プラス / 2012年5月21日 11時0分

長男出産→離婚→歌手復帰までの紆余曲折!

「昔のレベルに戻るまでボイトレを続けました」

 86年のドラマ「男女七人夏物語」(TBS)の主題歌として大ヒットした「CHA-CHA-CHA」は歌手・石井明美(46)のデビュー曲だった。そんな彼女も、昨年夏には25周年記念のミニアルバム「COLORS」をリリースした。

 ミニアルバムにはなじみのヒット曲「CHA-CHA-CHA」「ランバダ」に新曲3曲が収められた。

「『CHA-CHA-CHA』と『ランバダ』は、昔と歌い方は変えていないんですが、アレンジしています。『CHA――』はラテン色を強く、『ランバダ』は大人っぽくなっていますね」

 新曲では新しい石井明美のカラーを打ち出している。「持ち歌は結婚式で歌えない歌ばかりだった」という反省(?)から、自分への応援歌となる前向きの曲をそろえた。特に料理バラエティ「チューボーですよ!」(TBS)のエンディング曲に使用された「明日へのJUMP」はライブでも大好評だ。

「これを歌うと、ぐずっていた子供が泣きやんで、体を揺すってノリノリになるんです」

 97年にリリースした「バラード」以来、今回14年ぶりの録音に臨んだ。

「ボイストレーニングしましたよ。無名の歌手ならともかく、“石井明美”のレベルに戻るのが大変でした。私自身のハードルが高かったです(笑)」

 カラオケで歌っているところをスカウトされ、歌手になるつもりのなかった石井は、デビューまで1年近くも口説かれたのは有名なエピソードである。

「1曲だけという約束でデビューしました。売れなかったら恥ずかしいので、ジャケットも横向きで」

 控えめなのだが、レコーディングでは超強気だった。「CHA──」はイタリアのダンスグループの曲をカバーしたものである。

「最初、詞が全部日本語だったんです。これがカッコ悪い! 絶対イヤだ! と冒頭の♪Baby,Geton~と、サビの♪I Wonna Dance~は絶対英語にするべきだよって主張したんです。デビューもしてない新人が、よくワガママを通したと思います」

 結果的にそれが成功。80万枚を売り上げ、オリコン年間シングルチャート1位に輝いた。

 その後、89年にはセミヌード写真集「バージニアスリム」を発売。91年の結婚を機に歌手を休業した。だが、長男を出産したあとの93年に離婚を経て、歌手復帰と紆余曲折を経てきた。

 現在はライブやバラエティ歌番組などで活動しているが、麻倉未稀、森川由加里とのユニット「3Women's Party『3人娘』」のステージも好評だ。バラエティ番組で3人で歌ったところ、問い合わせが殺到したのがきっかけでユニットが組まれた。

「イベントでも思いのほか評判がよくて、ちょくちょく仕事をさせていただいています。今年で4年目になりますね」

 3人はおそろいの携帯ストラップを持つほどの仲よしだ。

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