前田敦子と大島優子 「国民的ライバル」に激闘2250日の真実!(1)
アサ芸プラス / 2012年6月5日 11時0分
おニャン子クラブには新田恵利と国生さゆりが、「モーニング娘。」には安倍なつみと後藤真希がいたように、アイドルグループには二輪の花が咲く。今や国民的イベントにもなった「選抜総選挙」を前に、前田敦子はAKB48からの「卒業」を、大島優子は「残留」の道を選んだ。ツートップに去来する思いはいかに──。
抜擢されたセンターポジション
その日は突然やって来た。
「皆さんに私からお話があります。14歳の時にオーディションを受けまして、初期メンバーとして加入させていただいたのが私にとって人生初めての決断でした。そして今日、2回目大きな決断をさせてください。前田敦子はAKB48を卒業します」
3月25日、さいたまスーパーアリーナにおいて行われたAKB48過去最大規模のコンサートの最後に前田敦子(20)は2万5000人の観客に向けて卒業を宣言した。
メンバーたちも茫然と立ち尽くしていた。客席では少女たちのすすり泣く声が聞こえた。古くからのファンは「ついにその日がやって来たか!」と嘆いた。その話題はすぐさまネット上で大騒ぎになり、翌日のワイドショーでも大きく取り上げられたことからも、その衝撃度の大きさは計り知れない。
後日、6月6日に行われる「選抜総選挙」には出馬しないこととなり、AKB48の大きな目標であった東京ドーム公演の日程が8月24、25、26日と発表され、その翌日、27日のAKB48劇場での公演出演をもって卒業することが正式決定した。
前田にとってAKB48とは何だったのか、過去3回にわたって選抜総選挙で繰り広げられた大島優子(23)との熾烈な1位争いで前田はどのように変貌していったのだろうか。
時は05年に遡る。
AKB48は05年12月8日に秋葉原のAKB48劇場で産声を上げた。毎日公演をやり続けてもなかなか増えない観客にメンバーたちは将来の不安を感じていた。その中には高橋みなみ(21)、前田、板野友美(20)、小嶋陽菜(24)、峯岸みなみ(19)らがいた。彼女たちが今のAKB48のスタートから「国民的アイドル」と言われるまで屋台骨を支えてきた、いわゆる「1期生」だ。
劇場に併設してあったカフェのアルバイトだった篠田麻里子(26)が翌06年1月に加入、そして4月には2期生が公演をスタートする。
2期生には大島、秋元才加(23)、宮澤佐江(21)、河西智美(20)らがいて、1期生の「チームA」に対して「チームK」として別の公演を行っていた。
当時1期生と2期生は劇場で同じステージを踏むわけでなく、シングル曲やコンサートなどで共演するだけであったが、3期生が誕生してしばらくすると「ひまわり組」と呼ばれる1期・2期の混成メンバーで公演をスタートさせ、互いの距離が急速に縮まっていた。07年のことである。
この頃になると着実にファンは増えていったのだが、世間から注目されるのはまだずっと先のことである。
09年、初めて選抜総選挙が開催された。プロデューサーが決めるのでなくファンの投票によってシングル曲の立ち位置を順位に合わせて決めるという、画期的ではあるが人気がそのまま数字として白日の下にさらされる過酷なものであった。
前田はとても地味な性格で、人見知りも激しいし、気分屋の一面も持っている。正直あまり目立ちたくないと思っていた。
彼女が初期に歌っていた「渚のCHERRY」という曲が最初、嫌でしかたなかったという。後ろにダンサーを従えてセンターで1人で歌う曲だった。前田自身は歌もうまくないし、感情を表に出すのも得意ではないからと悩んでいたという。それでもシングル曲ではセンターポジションに抜擢され続けた。本人もなぜ自分がセンターなのかという自覚もあまりないまま、初めての選抜総選挙が行われた。
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